日曜の小倉メインレースに組まれているのは、芝2000mで行われる4歳以上オープンの小倉日経賞です。

今年は11頭立てと頭数こそ少ないですが、実績ある馬が多く参戦してくるため今後を占う意味でも要注目の一戦と言えるでしょう。

スクリーンヒーロー産駒の5歳牡馬シルトホルンは強豪相手の毎日王冠で5着に善戦しており、ローカル競馬場の芝ではラジオNIKKEI賞で2着の実績もあることから、前走の天皇賞・秋では15着と大敗を喫していますが、今回は相手関係も軽くなることもあり、休み明けで人気が落ちるようなら馬券妙味がありそうです。

そして、3歳時にセントポーリア賞を勝利し、続く毎日杯では1番人気支持を受けていたドゥラメンテ産駒の6歳牡馬ドゥラドーレスは、順調に使えない中で時間はかかったものの、2勝クラス・3勝クラスともに芝2000mで勝利しており、前走のオクトーバーステークスは2番人気11着と期待を裏切っていますが、出遅れの影響が大きかった面もありそうでした。近2走はともに長期休養を挟んでいましたが、今回は約4ヶ月と比較的短いスパンでの参戦となっており、オープン入り2戦目で前進が期待されます。

そのほかにも昨年の皐月賞に参戦していたキズナ産駒の4歳牡馬ホウオウプロザンゲや、昨年の中山金杯勝利にオールカマー3着の実績を誇るシルバーステート産駒の6歳牡馬リカンカブールといった重賞経験のある馬が登録しており、人気は割れそうですがレベルの高いレースが期待できそうです。