【不来方賞2023予想】水沢で勝率100%を誇る“鉄板馬”!ミニアチュールで間違いなしか

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9月3日(日)は水沢競馬場で第55回を迎える不来方賞が開催されます。ダート2000mで行われる岩手所属の3歳馬限定競走で、1着から3着馬までに10月1日に行われるダービーグランプリの優先出走権が与えられる1着賞金800万円のレースです。

競走名の由来は、盛岡に以前あった不来方城からきており、正式名称は岩手テレビ杯不来方賞で、岩手テレビが優勝杯を提供しています。創設は1969年と古く、岩手競馬で最も歴史のある競走の1つとなっています。

来年からは大幅に改変され、Jpn2競走として新設されるジャパンダートクラシックのトライアル競走として行われる予定となっており、岩手競馬で初めてのJpn2競走となります。

トライアルということで勝ち馬にはジャパンダートクラシックの優先出走権が与えられ、Jpn格付けとなったことで来年からは中央馬5頭、地方馬11頭が割り当てられることになるため、岩手所属馬だけでの開催となるのはおそらく今年が最後となるでしょう。

過去のレースデータをみると、3番人気以内の馬が圧倒的に強く、4番人気以下の勝利をみると2008年のピンクゴールドまで遡らなければならず、ピンクゴールドも6番人気だったことを考えると今年も大穴狙いは禁物といえそうです。

脚質をみると小回りコース2000mということもあり、逃げ、先行勢が強く、差し、追い込み馬は苦戦しています。上位人気かつこれまでの戦績が逃げ、先行の馬を中心に馬券検討は入ったほうがよさそうです。

となれば、現在逃げ・先行で7連勝中のミニアチュール中心視で間違いないでしょう。

前走は盛岡の1800mを大差で逃げ切り快勝。水沢コースは【5-0-0-0】で勝率は100%。その5勝のうち4勝は4コーナーで先頭の位置取りとなっており、スピード能力は最上位。先行力の高さからもここはベスト舞台と言って良いでしょう。

地元ではよほどのことがない限り同世代には負けないでしょう。ここを制してダービーグランプリへと弾みを付けられるかに注目です。