【新潟大賞典2019予想】クリノヤマトノオー、前走一番人気で敗戦からの巻き返しなるか?

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16頭に対して21頭が登録しフルゲート必至となった新潟大賞典。天皇賞(春)の翌日に開催ということで正真正銘、平成最後の重賞はハンデ戦となりました。天皇賞(春)がフルゲート割れになってしまったのは皮肉なもので、出られるものなら出たかったという陣営もいるかもしれませんが、ローカル開催のハンデ戦ならではという計算で登録するケースが多いことでしょう。相手関係も異なりますし、ロードカナロアの種牡馬としての成功を目の当たりにすると短距離重視の波は止まりそうにありません。

さて、そんな新潟大賞典ですが、今回注目したいのはオープン入り後はリステッドレースを2戦してそろそろクラス慣れが見込めそうなクリノヤマトノオーです。三場開催でのローカル競馬ということで乗り替わりになる有力馬も多い中、和田騎手が継続騎乗というのも心強い点であります。

前々走の大阪城ステークスでは脚を余しながらも3着に食い込み、前走ではそれが評価されたか1番人気を得ましたが4着に終わり、現状は乗り方に一工夫必要な馬と言えるかもしれません。ただ、脚質は追い込みということで、準オープンでは3歳時にクラシック路線を歩み、次走で自身もオープン入りを果たしているケイティクレバーを破っており、ハマれば強いということは十分示しています。

相手関係は同じオープンといえどもリステッドから重賞へと格上げされるわけでここ2戦よりも厳しくなってきますが、これまでの戦績から距離延長は歓迎材料になるのではないかと思われます。幸い出走馬決定順で除外対象からは外れているため調整に迷いなく参戦はできます。

古い格言にも「前走1番人気で負けた馬を狙え」というものがあり、人気薄ならば馬券妙味も期待できるのではないでしょうか。