【チャンピオンズC予想2023】レモンポップに危険サイン?「枠」「距離」「コース」と不安多し!

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今年優勝候補の最右翼に目されるのは、フェブラリーSを完勝したレモンポップだ。前走のマイルCS南部杯では後続に2秒差をつける圧巻の逃げ切りと、秋も絶好のスタートを決めた。能力は好メンバーが集まった今年の中でも最上位。本格化の真っ只中とも言えそうな今なら、G1連勝も夢ではない。

唯一にして最大の懸念材料となりそうなのが、“距離”だろう。マイル路線で実績を残してきた快速マイラーということで、初の1800mでもパフォーマンスを発揮できるかどうかが最大のカギとなる。

マイルのフェブラリーSや南部杯での走りを見る限りでは1Fの影響くらいは難なくこなしてくれそうな気配はあるが、いずれも時計が出やすいワンターンの競馬であった。

また、今回は8枠15番と大外を引いた点も大きなネックとなる。中京のダート1800mはスタートが坂からとなっているため、外枠からポジション取りに行った場合最後と二度脚を使うことになる。過去10年のデータを見ても、7枠は「0-3-1-14」、8枠は「0-0-0-17」と外枠の成績はサッパリだ。

1800mという適性未知の距離に加えて4つのコーナーという不得意な条件、さらに脚を使わされる可能性も高くなる外枠を引いたとなれば、いくら能力上位のこの馬でも買い難くなってくる。

それでもなお勝ち切ってくれるだけの信頼度はあると見るなら重い印を打っても良いが、不利な条件が揃っている人気馬であることも頭に入れて馬券を組み立てたい。