【早春S予想2021】リリーピュアハート、実績ある舞台で巻き返しへ

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東京競馬の土曜メインは、芝2400mで行われる3勝クラス「早春S」。目黒記念、日経賞、阪神大賞典など長距離路線の重賞戦線へも繋がる一戦ということで注目したい一戦だ。

注目したいのは明け4歳牝馬のリリーピュアハート(牝4、藤原英昭厩舎)だ。昨年はオークス・9着、ローズS・6着と重賞の壁にぶつかったが、2走前の本栖湖特別を快勝し、G1エリザベス女王杯への参戦も視野に入れていたが、同レースを回避し、自己条件へ。

G1を回避して臨んだ西宮Sではまずまずのスタートを切って好位で競馬を進めるも、最後の直線では弾ける事が出来なかった。エンジンのかかりがやや遅いところがあるが、スピードにのってからは持続力ある末脚で伸びていくので、切れ味勝負になりがちな阪神・外回りより、早めに動いて押し切る戦法がハマりそうな東京コースの方が合いそうだ。

また、3月27日(土)にメイダン競馬場で行われるドバイシーマクラシック(G1、芝2410m)に予備登録をしており、春は海外も視野に入れている。とは言え、準オープンの身では選出される可能性はほとんど無いだろう。まずはここを勝ってオープン馬となり、海外への可能性を拓きたいところだ。

主戦騎手の福永騎手から三浦騎手へ乗り代わりとなる点はややネックだが、実績のある東京2400mはベスト舞台。あっさり通過して大きな舞台へと羽ばたいてもらいたい。