【ゆりかもめ賞2021予想】紅一点パープルレディー、今年も牝馬か?

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クラシック前に東京芝2400mを経験できる貴重なレースといえるのが、今週日曜9レースに組まれている3歳1勝クラスの特別戦・ゆりかもめ賞です。

2018年の勝ち馬・ブラストワンピースはクラシック本番では結果が出せなかったものの、その後は有馬記念制覇を成し遂げており、先々まで勝ち馬の行く末に注目しておきたいレースの1つと言えるでしょう。

今年はフルゲート16頭に登録11頭で全馬出走可能となっていますが、注目してみたいのが、全兄に関屋記念勝ち馬ミッキーグローリーをもつ牝馬・パープルレディーです。美浦・奥村厩舎の管理馬で、デビューから石橋脩騎手、武豊騎手と騎乗してきましたが、今回は田辺騎手との初コンビで挑む予定となっています。

全兄がマイラーだったこと、また母のメリッサは北九州記念を勝っている快速馬だったこともあり、芝マイル以下からスタートかと思われたデビュー戦でしたが、芝2000mを選択し2着、その後2戦も芝2000mにこだわって3着、1着と前走で未勝利脱出を果たしています。

今回はさらに2ハロン距離延長、かつパープルレディー以外全て牡馬ということで前走以上に厳しい展開が予想されますが、昨年は同じ牝馬のリリーピュアハート、ヴァリアーモがワンツーフィニッシュを決めており、今年も牝馬という可能性もあります。

ここ4年のデータをみると勝ち馬は1,2番人気に絞られることもあり、今年はヴェローチェオロやエアサージュ、サトノハンター、サトノフォーチュン、レイオブウォーターあたりと人気を分け合いそうなだけに、何番人気に当日支持されるかも馬券検討する上で重要になってくるかもしれません。