【JRA】通算100戦の〝タフガイ〟マイネルジャストが種牡馬入り

地方競馬で長きにわたり活躍してきたマイネルジャストが引退、種牡馬入りすることになりました。

元中央所属で、栗東・吉田直弘厩舎から2014年10月に2歳でデビューするも、中央では5戦未勝利のままサラブレッドオークションを経て地方競馬に移籍。

3歳時には九州ダービー栄城賞で2着に入り、ノンコノユメが制したジャパンダートダービーにも参戦し、秋には佐賀の重賞であるロータス・クラウン賞を制すなど活躍。

その後も大井競馬、佐賀競馬で競走生活を送り、3歳から10歳まで毎年勝利を挙げて計21勝となり、ちょうど100戦目となった昨年末の中島記念を最後に引退することになりました。

馬主である三岡陽氏所有のまま種牡馬入りしており、浦河町のカナイシスタッドで今年の種付けに備えています。

種付け料は10万円と格安となっていますが、血統面をみると父は日米ともに大人気となっているダート血統のタピットで、実績を考えれば厳しい面もありますが、どれだけの繁殖牝馬を集められるのか、地味な戦績ですが「無事是名馬」とも言うように100戦21勝は簡単に成し遂げられる数字ではないだけに、どんな血統を紡いでいくか楽しみにしたい種牡馬ですね。