【レパードS予想2020】わくわくする血統のメイショウダジンが3歳ダート界の有力馬に名乗り出る!

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今週の新潟競馬場では、3歳限定ダート重賞のレパードステークスが行われます。

今回が第12回と歴史は浅いレースですが、絶対数の少ない中央競馬の3歳ダート重賞ということもあってか、レパードステークスはダート界の登竜門的レースで勝った馬は、後に中央のダートG1や地方の交流重賞JG1などで活躍することが多いようです。

過去10年でも2010年ミラクルレジェンド、2012年ホッコータルマエ、2013年インカンテーション、2014年アジアエクスプレス、2015年クロスクリーガーなどがレパードステークス以後、ダートG1界で活躍しています。

そんな今後のダート界の登竜門レース、レパードステークスで今年の出走馬の中で注目しているのは、メイショウダジンです。メイショウダジンは前走京都競馬場で行われた3歳ダートオープンの鳳雛(ほうすう)ステークス4着から臨んできました。同レースで勝利したミヤジコクオウ、3着のバンクオブクラウスには負けていますが、ミヤジコクオウが次レースをJpn1のジャパンダートダービーに出走し、名だたる強豪相手に5着と好走しています。

鳳雛(ほうすう)ステークスの時は、メイショウダジンが前2走で芝レースを使ったため、3走ぶりのダート競馬でした。もしかすると多少芝からダートのレースへの変化への戸惑いがあったかもしれませんので、今回ダート競馬が続くだけに上澄みがあることでしょう。鞍上もメイショウダジンに一番乗っている幸騎手にコンビが戻る訳ですから、その点のなんらかの上澄みもあるかもしれません。

今回の出走メンバーの血統を見てみると、ディープインパクト産駒のラインベックやキズナ産駒のダンツエリーゼ、ヴィクトワールピサ産駒のミヤジコクオウなどお父さんが芝で活躍した馬が結構出走している中、メイショウダジンの父親は、ダートG1・4勝のダート馬トランセンドで、第1回のレパードステークスを制しているのです。

ダート界の登竜門的レースであるレパードステークスを勝つのに非常にふさわしい血統でもあるのです。さらに、血統を辿るとメイショウダジンの母父はアドマイヤマックスです。アドマイヤマックス自身は高松宮記念を制したほどのスピード馬だったのですが、その産駒にはダートGⅠ3勝のケイティブレイブがいるようにダートで活躍できる血統なのです。

レパードステークスがダート界の登竜門的なレースであることを再認識すると、メイショウダジンは、第1回のレパードステークスを制したトランセンド産駒でダートG1馬も輩出しているアドマイヤマックスの血を引くわくわくするような血統なのです。こういう馬こそがレパードステークスを制して、ダート界の中心になってもらいたいものです。

ということでわくわくするような血統のメイショウダジンがレパードステークスを制し、3歳ダート界の有力馬となることに期待して応援したいと思います。