【名古屋グランプリ2024予想】開催時期変更で傾向はどう変わる?

ゴールデンウィークも後半戦に入りましたが、最終日にあたるこどもの日の振替休日となる6日月曜日に名古屋競馬場で開催されるのが、Jpn2「名古屋グランプリ」です。昨年までは12月に開催されていたレースですが、今年からダート路線の大幅改変に伴い、5月開催に移行しています。

距離2100mという設定からも、春の大目標を帝王賞に置く陣営の参戦が見込まれ、過去にはヴァーミリアンやチュウワウィザードも輩出した出世レースが、今年からどのような傾向となるのか楽しみなレースとなっています。

昨年の名古屋グランプリを制しており、変則連覇を狙っているのがキングカメハメハ産駒のディクテオンで、その後はダイオライト記念4着、川崎記念4着とワンパンチ足りない内容となっていますが、得意の舞台で再度輝けるのか注目です。

佐賀記念で久々の勝利を挙げたハーツクライ産駒のノットゥルノも、左回りコースでは持ち味が出ない中、今回は右回りコースに舞台が変わり巻き返しが期待されます。

ノットゥルノには敗れたものの佐賀記念で2着に入ったキズナ産駒のキリンジは、脚質的に展開待ちの面はあるものの、まだ4歳と伸びしろがありそうなだけに、前走の大敗でオッズが下がるようなら馬券妙味がありそうです。

対する地方勢では名古屋記念、東海桜花賞と連続2着に入っているロードカナロア産駒のブリーザフレスカがこれまで23戦10勝の戦績で初めて中央勢との対戦を迎えます。

得意距離が1700mという戦績だけに距離延長がどうでるか未知数の部分がありますが、牝馬でハンデが軽い分、台頭の余地はありそうです。