【日経新春杯2016予想】メンバー小粒な日経新春杯。ここは休み明けでもシャドウダンサーの素質開花に期待!

まあ冬場でハンデ戦となれば、そこまで有力馬が集まらない?のも仕方がないのかもしれませんが、歴史ある日経新春杯。注目せざるを得ません。

実績的にはサトノノブレス、ダービーフィズの6歳馬と明け4歳のレーヴミストラル、ベルーフの4頭が抜けている感じです。恐らくはこの4頭がほぼ上位に来そうな感じですが、ここに素質的には食い込めると思っている馬が、シャドウダンサーです。

シャドウダンサーは、明け5歳の牡馬ですが、重賞実績は3歳時に京都新聞杯4着があるだけで
前走でも1600万で7着に敗れている格下の存在です。しかも今回の日経新春杯では約半年の休み明けということで、格下でかつ不利なローテでもあるのです。

しかし、それを跳ね返すかもしれないと思わせるのが、この馬の母がダンスインザムードだという点です。ダンスインザムードと言えば、ダンスインザダークの全妹で桜花賞を楽勝した良血馬です。怪物級の強さを見せていたのですが、一時期スランプに陥った後、GⅠで好走する復活を果たし、ヴィクトリアマイルを制するまでになった馬です。

牝馬というのは、一度調子が落ちると復活することはあまりないものですが、シャドウダンサーの母、ダンスインザムードはしっかり復活したのですから、それだけ素質がすごいということでしょう。そんな凄い馬を母に持つ、シャドウダンサーであれば、半年の休み明けも、格下であってもここで素質開花させる可能性は実は結構あるのではないでしょうか?

さらに昨年勝ったアドマイヤデウスも休み明けでした。一度あることは二度あると言います。休み明け好走というのが日経新春杯の傾向となるかもしれません。その傾向がまだはっきりしていない今年こそ、休み明けでもシャドウダンサーを狙ってみる価値があるのです。

ハンデ54kgは実績的にどうか微妙ですが、実績馬よりは軽いですし、シャドウダンサー自体も過去54kgで走った3戦で2勝しています。この馬にとっては一番走り頃の斤量なのかもしれません。

メンバー小粒な今回の日経新春杯、シャドウダンサーの素質開花に期待します。