【弥生賞2024予想】ニシノフィアンスの大逃げ期待!

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中山競馬の日曜メインは皐月賞トライアル「弥生賞」が開催。近年は、2月の共同通信杯や昨年11月の東京スポーツ杯2歳ステークスあたりもクラシック路線に直結することが多くなり、クラシックへ向けたローテーションの選択肢も広がってきた印象があります。しかし、やはりレベルで言えば歴史ある弥生賞が上位。この後のクラシック戦線を予想する上で、見逃せない一戦と言えるでしょう。

今年は、唯一の重賞馬でG1ホープフルステークスの2着馬シンエンペラーを筆頭に、同レースで4着のアドミラルシップ、6着のシリウスコルト、東京スポーツ2歳ステークス2着のシュバルツクーゲルなど、重賞で上位争いを演じてきた馬が多数参戦。

そんな中で注目したいのは、前走の京成杯・5着から参戦するニシノフィアンスです。

中山1800mのデビュー戦は逃げ切りV、前走の京成杯は4好位から進めて5着と、中山コースで戦ってきました。デビュー戦は積極策を展開しましたが、前走は好位4番手の内を追走。直線は外へ出して脚を伸ばすも、5着が精一杯といった内容でした。

1800mを逃げ切った後に2000mを控えるかたちで進めるという過酷な競馬を強いられながらも、道中スムーズに折り合えていたのは収穫。今回はニシノフィアンスとシュバルツクーゲルの2頭が逃げ馬候補となりそうですが、シュバルツクーゲルは逃げに拘るタイプでもなさそうですし、スムーズに先行できる可能性も高そうです。絶対に逃げたいという馬もそこまでいないので、スローペースとなれば有利に競馬を進めることができそうです。

鞍上は内田博幸騎手と初コンビとなりますが、逃げ・先行の競馬は上手い騎手ですし、期待は十分。大外枠と逃げるには少々厳しい枠に入ってしまいましたが、11頭立てならそこまで気にする必要も無いでしょう。

伏兵的な立場での参戦は濃厚で、マークも薄くなるはず。ここは逃げ切りのチャンスも十分あると見て、有力視したいと思います。