【オークランドTRT予想2023】自在性増したメズメライザー、叩き3戦目でクラス卒業なるか?

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今週日曜、阪神10レースに組まれているのは3勝クラスのダート1200m戦「オークランドサラブレッドレーシングトロフィー」です。

タイトルにもなるオークランドサラブレッドレーシングは1874年に設立されたニュージーランド最大の競馬主催団体であるオークランドレーシングクラブを前身とした団体で2021年7月にカウンティーズレーシングクラブとの合併により現在の名称となっています。

オークランドにあるエラズリー競馬場では、3歳馬にとってニュージーランド最高峰の競走であるニュージーランドダービーが行われ、交換競走のJRAトロフィーが行われています。

団体の名称変更以前である2018年から2021年まではオークランドレーシングクラブトロフィーというレース名で行われており、名称が改められた昨年のオークランドサラブレッドレーシングトロフィーまで6月にダート1800mで開催されていました。今年は大きく条件が変わって行われ、過去のデータはあてにできないレースということもあり、予想が難しいところです。

このクラスで1番人気支持もあり、2着の実績もあるディスクリートキャット産駒のメズメライザーは今回叩き3戦目で期待がもてる1頭です。栗東・千田厩舎の管理馬で、岩田望来騎手とのコンビで挑む予定となっています。

昨年の安芸ステークス、さらに続く初春ステークスと連続して1番人気に支持されたものの7着、5着と勝ちきれず、岩田騎手騎乗では今年3月になにわステークスに3番人気で出走したものの13着大敗となっており、それ以来のコンビ復活となります。

前走の上越ステークスでは石橋脩騎手騎乗で8番人気3着と復活の走りを見せており、先行力が売りだった馬ですが前走では5番手追走から末脚を伸ばして結果を出すなど自在性も増してきています。

今回はテーオーステルス、ハギノメーテルとハナを主張したい馬たちの登録もあることから展開面も期待できそうです。