オジュウチョウサン、次走は九十九里特別。鞍上は引き続き武豊

7月に福島競馬場で行われた開成山特別(500万下、芝2600m)に出走し、見事に平地競走で初勝利をあげたオジュウチョウサン(牡7、和田正一厩舎)は、次走は9月22日に中山競馬場で行われる九十九里特別(1000万下、芝2500m)に出走することが明らかになった。前走後は千葉県にある和田牧場にて休養しており、現在も同牧場で休んでいる。

障害界のトップをいくオジュウチョウサンだが、平地競走では実績はゼロだった。昨年の有馬記念や今年の宝塚記念の人気投票で人気を集め、平地でのレースを見たいというファンの声を受け、年末のグランプリレース・有馬記念への出走を夢見たオーナーの長山尚義氏が今回平地競走への挑戦を実現させた。

そして前走の勝利で収得賞金を得たオジュウチョウサンは、無事G1レースへの「出走権利」を手に入れた。九十九里特別は年末のグランプリレースと同じ中山競馬場が舞台となっており、距離も2500mと近い設定だ。年末のグランプリレースを意識したレース選択とも言えるのではないだろうか。

今回も前走に引き続き武豊騎手が騎乗予定となっており、平地競走での2連勝を狙う。