【大井記念2023予想】「鉄板データ」に該当した要注目の1頭は〝この馬〟だ

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5月24日は大井競馬場で「大井記念」(S1、ダ2000m)が開催。6月に行われる帝王賞と同舞台・同距離で行われるトライアル競走として実施される一戦で、上半期のダート競馬のグランプリレースを占う上で見逃せない一戦だ。

南関東代表馬を決定するこの伝統の一戦においてまず注目したいのは「ブリリアントS組」だ。過去10年で馬券に絡んだブリリアントS組は計14頭おり、うち9頭は「3着以内」に好走していた馬だった。過去10年でブリリアントSは毎年馬券に絡んでおり、今年も同レースから来る馬をまず注視したい。

今年はブリリアントS・1着のランリョウオー、5着のギガキング、7着のミヤギザオウの3頭が該当。

「3着以内」に当てはまるのは1着馬のランリョウオーのみで、昨年の大井記念の覇者ということもあり今年は人気が予想される。

昨年は大井記念、東京記念を含む4連勝を飾り好調ぶりが目覚ましかったが、その後は埼玉新聞栄冠賞・8着、浦和記念・10着、金盃競走・6着と不振が続いていた。しかし前走のブリリアントSを快勝し、復活Vを達成。

とにかくこの馬は“大井で走る馬”。2走前の金盃はさすがに距離が長すぎた印象で、ベストは1800~2000m。前走のブリリアントSで巻き返してこなければここでも評価を落としてよかったかもしれないが、しっかり勝ち切ってきたあたり、やはり大井では信頼度は高いということを改めて示してくれたと言えよう。

今年は東京大賞典競走と川崎記念でいずれも5着だったライトウォーリアや、オグリキャップ記念を快勝したセイカメテオポリス、金盃で圧倒的に強かったカイル、実力未知数ミヤギザオウなど有力馬が多数揃っており決して楽ではないが、データ的にも好走必至のブリリアントS組で、その勝ち馬で大井巧者のランリョウオーは、鉄板馬と見て間違いないだろう。