【クイーン賞2024予想】ダートグレード整備に伴う改編で傾向は変わるか?

7日水曜日に船橋競馬場では左回りのダート1800mで行われる4歳以上牝馬限定ハンデ戦のクイーン賞が開催されます。

これまで年明けの牝馬限定戦の開幕と言えば大井競馬場のTCK女王盃でしたが、ダートグレード競走の整備に伴い今年から兵庫女王盃に改名されて園田競馬場で4月の開催となり、代わって今年から2月開催となったクイーン賞が新年最初の牝馬ダートグレード競走となりました。

創設が1955年と古く、浦和・桜花賞とともに地方で行われる牝馬限定重賞としては大変歴史のあるレースとなっています。

地方馬の優先出走権は、昨年11月に行われたクイーン賞で5着以内だった馬と、クイーン賞の優先出走権をクイーン賞で決める変則的な開催になっていますが、ハンデ戦へと変更されたことで傾向も変わってくるでしょうか。

注目したい地方馬としては人気薄が予想される深沢杏花騎手騎乗のエイシンレミーで、女性騎手の活躍は昨年のJRA開催、今年も短期免許来日中のキング騎手がAJCCを制するなど勢いもあるだけに楽しみな参戦となりそうです。51kgとかなり軽量のハンデとなっており、一発があってもおかしくなさそうです。

中央勢からは展開をにぎる逃げ馬のテリオスベルに注目です。56.5kgの斤量は他と比較しても重く、目標になる位置取りで競馬するタイプなだけに斤量は鍵となりそうです。

そのほかでは菅原騎手騎乗のゴールデンハインド、菱田騎手騎乗で牝馬限定重賞に強いアーテルアストレア、昨年のレパードステークス、11月のクイーン賞を制しているライオットガールが参戦を予定しており、レベルが高い一戦が期待できそうですね。