【ドバイWC予想2022】前走大敗のリアルワールド、人気急落で狙い目となるか?

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東日本大震災の際に混沌として空気が重かった日本国内へ、一縷の光明ともいえる勝利を届けてくれたヴィクトワールピサ、トランセンドのワンツーフィニッシュとなったドバイワールドカップが、今週日曜深夜に開催されます。

ヴィクトワールピサ勝利後は日本馬の勝利がないレースということもあり、依然ハードルは高いレースとなっていますが、今年は唯一の参戦となるチュウワウィザードが7歳馬ながら前走の川崎記念勝利から挑む予定となっており、昨年の帝王賞6着で崩れはしたものの、安定感ある走りは健在です。海外G1で好成績を残している主戦の川田騎手が帰国後の隔離期間もある中で騎乗を決定ということで、ラヴズオンリーユーなどに続くキャリアをドバイでも刻めるかどうか楽しみな一戦となりました。

今年は破竹の3連勝中でアメリカから参戦のライフイズグッドが想定では断然の1番人気となりそうです。カギは距離延長となりそうで、マイルから1800mを得意としてきただけに、1ハロン延長がどう出るのか、能力で押し切れるのかどうかも含め、ダート中距離実績もあるチュウワウィザードとしてはつけいる隙といえそうです。

人気上位陣が強力な布陣となっていますが、穴で狙ってみたいのが、前走では得意の位置取りが取れず思わぬ大敗となってしまったダークエンジェル産駒のリアルワールドです。

明け5歳ということもあり、これからの伸びしろも期待できそうな1頭で、前走のサウジカップでは、得意の先行力を発揮できないまま後方待機から流れ込む形で11着大敗となっています。

マイル中心のローテーションで結果を出してきた馬だけに、距離延長がこたえたのか前走だけでは判断できず、また前走よりさらなる距離延長がプラスに働くかどうかは未知数なところもありますが、大幅に今回は人気を落としそうなだけに、馬券妙味もありそうな1頭ですね。