【中京記念】荒れる原因は馬場にあった?

中京記念は'12年に中京競馬場の改修工事に伴い、レースの条件やコースが大幅に変更された。もともと4歳以上の条件で距離も2000mで開催時期は3月の春季に開催されていた。それが'12年以降は3歳以上の条件になり、距離は1600mになり、開催時期は7月の夏季開催と変更になった。よって条件変更後の'12年以降の3年間のデータを元に同レースの傾向を分析してみたいと思う。

中京記念の1~3着馬のデータ(過去3年)

1~3着(当日人気)前走前走着順(前走人気)
20121-フラガラッハ(5人気)米子S(OP) 1着(11人気)
2-ショウリュウムーン(6人気)米子S(OP) 15着(1人気)
3-トライアンフマーチ(10人気)パラダイスS(OP) 1着(1人気)
20131-フラガラッハ(5人気)スプリングC(G2) 15着(14人気)
2-ミッキードリーム(13人気)米子S(OP) 6着(9人気)
3-リルダヴァル(3人気)エプソムC(G3) 4着(6人気)
20141-サダムパテック(7人気)安田記念(G1) 7着(17人気)
2-ミッキードリーム(11人気)都大路S(OP) 5着(12人気)
3-マジェスティハーツ(5人気)エプソムC(G3) 6着(1人気)

各種馬券の配当金

単勝馬単3連単
2012700円8,790円238,040円
20131,190円35,330円366,580円
20141,520円34,650円428,240円

リピーターに注目

'12年と'13年で連覇を達成したフラガラッハは前走2ケタ人気2ケタ着順でも巻き返しており、ミッキードリームも前走のOP戦で6着('13年)、5着('14年)と凡走し、レース当日は2ケタ人気と人気薄になるが2年連続2着に入着し大健闘している。リピーターが健闘する傾向にあるのかもしれない。前走の内容はそこまで気にしなくても良さそうだ。

人気上位組は不振

3着までに入着した馬を全て見てみると、3番人気以上の馬が絡んだのは'13年のリルダヴァル1頭のみで、それ意外は全頭5番人気以下である。さらに毎年2ケタ人気の馬が馬券に絡んできており、穴馬の好走が目立つレースである。3連単の配当も30万円以上を連発しており、穴党にとっては大注目のレースと言えるだろう。

荒れる原因は馬場にあり?

実は中京記念が荒れるのは今に始まったことではなく、改修前から荒れやすいレースで有名である。3連単で30万、40万は当たり前。200万円を超える高額配当も出している。脚質の傾向もバラバラで差しも決まれば逃げ切りもあり、内からも決まれば外からも決まる。なんともつかみ所のないレースである。
さらに言えば、中京記念に限らず中京競馬場での開催レースは荒れやすいということも昔から多くの競馬ファンの間で言われていたことである。中京競馬場は中央と比べて馬場そのものの地盤がゆるく、芝の根付きが良くない。そのため、開催週は馬場状態が良くても開催を重ねるごとに馬場の劣化が早く進み、開催後半は良馬場でも芝はボロボロな状態なことがよくある。そのため、人気馬が力を発揮できないことが多いのだ。もちろんこれ以外の要素もあるが、こういった馬場自体の問題もレースが荒れる大きな要因の一つだと考えられる。

中穴から組んでみる

出走メンバーを見て「さすがに今年は人気馬が来る。今年は荒れない気がする」と思って人気馬から買うもその人気馬が飛んで見事に穴馬が入ってきて荒れる、なんてことが起こったのは一度や二度じゃない。中京記念はそんなレース。まさに穴党歓喜のレースなのである。たまには中穴から厚めに馬券を組んで荒れるレースを楽しむというのもいいかもしれない?