【天皇賞秋2022予想】G1ならこの勝負服?注目したい穴馬とは

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今週日曜東京メインレースは、3歳馬対古馬の対決が魅力となる天皇賞(秋)です。

15頭と少なめの登録頭数の今年、3歳馬からは皐月賞、ダービーと参戦してきたイクイノックス、ジオグリフ、ダノンベルーガの3頭が参戦を予定しており、いずれもダービーで4番人気以内と高い評価を受けているだけに、三冠最後の菊花賞に向かわずに、あえて海外G1でも勝利しているシャフリヤール、バンサラッサがいる天皇賞へと駒を進めたのは興味深いところで、今後のローテーションも含めていずれも楽しみな馬たちといえます。

展開面も見どころといえそうで、バンサラッサがハナを主張したいところでしょうが、バビットに横山典弘騎手が騎乗しており、再度逃げを選択するのかも読めないところで、吉田豊騎手にとっても枠順含め気になるところではないでしょうか。

また、直線が長い東京競馬場が舞台だけに、前走で控える競馬で結果を出せているジャックドールは、おそらく今回も前にバンサラッサを見る形で競馬することが予想されますが、金鯱賞までは逃げて勝利してきただけに、騎乗する藤岡佑介騎手がどの位置取りを選択するのかも見どころといえそうです。

上位人気勢がいずれも決め手、魅力のある馬たちだけに馬券はそこまでの波乱は期待できないかもしれませんが、人気薄になりそうな馬の中では、この勝負服はG1では怖いと思える金子真人HD所有のマリアエレーナに注目です。

東京競馬場初参戦、かつ初挑戦のG1がエリザベス女王杯ではなく、あえて牡馬相手の天皇賞(秋)ということで、ハードルは高いものなりますが、ブロードアピールから続く金子オーナーが大事に育ててきた牝系で、叔父にワグネリアンも持つ血統背景。父クロフネに母父ディープインパクト、さらに祖母の父はキングカメハメハという金子血統の濃縮された血統背景といえるマリアエレーナだけに、引退後に大事な仕事があるのは間違いないところですが、天皇賞(秋)は、ウオッカはじめ、ヘヴンリーロマンスなど牝馬の台頭もあるだけに、穴馬として期待してみたいところです。