【リゲルステークス2023予想】狙いは人気薄の差し・追い込み馬

今週土曜阪神メインレースは芝1600mで行われる3歳以上リステッドのリゲルステークスです。フルゲート18頭に対して今年は登録14頭となっており、登録全馬出走可能となっています。

過去5年のデータをみると末脚自慢の馬の戦績が良く、差し、追い込みの脚質の馬が4勝と、逃げ、先行勢にはつらいレースとなっています。

先行馬が勝利した2020年は1着馬シュリ、2着馬サトノフェイバーともに先行してそのまま残った形となっており、展開次第では先行勢にも警戒は必要となりますが、シュリは1番人気だったこともあり、先行なら力のある馬でないと厳しいレースといえそうです。

今年の出走予定馬で上位人気想定馬は、ロードカナロア産駒の4歳牡馬エンペザー、ハーツクライ産駒の5歳馬グラティアスあたりが想定されますが、エンペザーに騎乗するのが先日のチャンピオンズカップでレモンポップを見事な逃げ切り勝ちに導いた坂井騎手だけに、先行馬の中では警戒が必要かもしれません。

二桁人気馬の台頭もあるレースのため差し、追い込み馬で人気薄の馬に妙味があるレースとなっており、3歳時には菊花賞にも参戦するなど距離適性を模索していたアメリカンペイトリオット産駒の4歳牡馬ビーアストニッシドは阪神芝コースで【1-1-0-2】は連対率50%となっており、今年の安土城ステークスではママコチャ相手に追い込んで2着の実績もあることから、ここ2戦の二桁着順は気になるものの、人気急落なら絶好の穴馬といえそうです。