【札幌2歳S2016予想】地方馬大物トラスト最終試験

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中央馬13頭。地方馬1頭の14頭が最終登録。これだけならいつもの札幌2歳ステークスといった様相だが、この地方馬が久々の大物の可能性がある。その名はトラスト。南関東でデビューして、デビュー2戦目は初戦を更に上回る2着馬に2.4秒もつけた。追えばまだ伸びただけに無限大の可能性を感じる。父スクリーンヒーローで爆裂した時の破壊力は天下一品。前走、クローバー賞は2着に敗れたが、決して能力で負けた訳ではない。オーナーの岡田繁幸氏はマイネル軍団の総帥。相馬眼は相当なものを持っている。

札幌2歳Sで負けるようでは世界どうこう言えないと、ここはあくまでも通過点に過ぎないところ。しかし、そう簡単に勝たせるほど中央馬も甘くはない。当然、ここを目標に乗りこまれデキがピークの馬もいる。ここで本賞金を加算させておけば、来春のクラシックシリーズが楽なローテーションになってくる。トラスト対中央馬13頭の争いと言ってもいいだろう。

ここで海外への挑戦が白紙になるか?もうワンランクアップするか?中央馬としては海外挑戦を白紙にするべく全力で立ち向かえば、トラストは何とか、もうワンランク上のステージに上がる為に立ち向かう。果たして勝利の女神はどちらに微笑むのか?