サトノダイヤモンド、有馬記念には向かわず年内休養

昨年の有馬記念の勝ち馬であるサトノダイヤモンド(牡4、栗東・池江泰寿厩舎)は、連覇がかかっている今年の有馬記念には出走せず、年内は休養することが明らかになった。

すでにサトノダイヤモンドはノーザンファームしがらきに放牧に出ており、同馬を管理する池江調教師は、来年1~2月の中距離重賞での復帰を予定していることを明らかにした。

同馬は今年8月に凱旋門賞に出走するためにフランスへ遠征し、前哨戦であるフォワ賞で4着に入着。本番の凱旋門賞では15着に敗れている。帰国後は「使うなら有馬記念の1走」とコメントしていたが、状態が整わないため今回の決断に至ったものと見られる。