【JRA】スクリーンヒーローが種牡馬引退、今後は社台ファームで余生を送る

現役生活では2008年のジャパンCを制し、引退後は種牡馬としてモーリスやゴールドアクター、ウインマリリンといった数々のG1馬を輩出したスクリーンヒーロー(19歳)が、種牡馬を引退することが明らかになった。10日、けい養先である北海道新ひだか町のレックススタッドが発表した。今後は生まれ故郷である北海道千歳市の社台ファームで余生を送る予定となっている。

スクリーンヒーローは2006年11月に東京のダートマイルでデビュー。翌年2月のダート500万下を勝利後に芝へ転身し、同年のラジオNIKKEI賞で3着に好走。2008年のアルゼンチン共和国杯を制して重賞初制覇を達成すると、続くジャパンCを制し、重賞を連勝してG1初制覇を達成。その後も2009年の天皇賞・秋で2着に好走するなど中長距離G1戦線で活躍した。

2009年のジャパンC・13着後に引退し、種牡馬入り。翌年からレックススタッドで供用が開始された。産駒はモーリスやゴールドアクター、ウインマリリンがG1制覇を果たしている。

スクリーンヒーローは父グラスワンダー、母ランニングヒロイン、母父サンデーサイレンスという血統。通算成績は23戦5勝。スクリーンヒーロー号、お疲れさまでした。