【関屋記念】過去1~3着馬のデータを分析してみた結果

8/16は新潟マイルの「関屋記念(G3)」が開催される。サマーマイルシリーズの第2弾に指定されており、前半最終週を迎える新潟を大いに盛り上げてくれるレースである。今回は関屋記念の過去10年のデータをもとにレース傾向を分析していきたい。

関屋記念の過去1~3着馬

1~3着(人気)前走前走着順(前走人気)
20051-サイドワインダー(2人気)北九州記念(G3) 3着(3人気)
2-ダイワメジャー(1人気)安田記念(G1) 8着(2人気)
3-インセンティブガイ(12人気)岡部幸雄騎手引退記念(OP) 5着(4人気)
20061-カンファーベスト(14人気)新潟大賞典(G3) 13着(8人気)
2-ダイワバンディット(8人気)七夕賞(G3) 13着(8人気)
3-テレグノシス(1人気)安田記念(G1) 9着(5人気)
20071-カンパニー(1人気)天皇賞秋(G1) 16着(9人気)
2-シンボリグラン(3人気)阪急杯(G3) 5着(5人気)
3-マイケルバローズ(12人気)米子S(OP) 9着(5人気)
20081-マルカシェンク(1人気)ダービー卿C(G3) 8着(1人気)
2-リザーブカード(5人気)都大路S(OP) 14着(3人気)
3-タマモサポート(8人気)福島民報杯(OP) 13着(7人気)
20091-スマイルジャック(2人気)安田記念(G1) 9着(5人気)
2-ヒカルオオゾラ(1人気)エプソムC(G3) 2着(1人気)
3-マイネルスケルツィ(13人気)谷川岳S(OP) 4着(2人気)
20101-レッツゴーキリシマ(6人気)福島記念(G3) 7着(1人気)
2-セイクリッドバレー(2人気)エプソムC(G3) 4着(4人気)
3-リザーブカード(10人気)ダービー卿C(G3) 7着(9人気)
20111-レインボーペガサス(4人気)飛鳥S(1600万下) 1着(1人気)
2-エアラフォン(2人気)ストークS(1600万下) 1着(2人気)
3-サトノフローラ(3人気)カルミア賞(500万下) 1着(3人気)
20121-ドナウブルー(1人気)安田記念(G1) 10着(14人気)
2-エーシンリターンズ(5人気)中京記念(G3) 14着(4人気)
3-スピリタス(8人気)NST賞(OP) 2着(5人気)
20131-レッドスパーダ(4人気)パラダイスS(OP) 1着(3人気)
2-ジャスタウェイ(1人気)エプソムC(G3) 2着(3人気)
3-レオアクティブ(3人気)バーデンバーデン(OP) 3着(1人気)
20141-クラレント(4人気)中京記念(G3) 8着(2人気)
2-ダノンシャーク(1人気)安田記念(G1) 4着(9人気)
3-サトノギャラント(6人気)中京記念(G3) 7着(3人気)

各種馬券の配当金

単勝馬単3連単
20055301,91028,530/13,320(3着同着)
20066,830115,970491,010
20074303,24084,710
20082101,25014,170
20094701,74056,290
20101,4607,890130,640
20119404,29035,740
20122802,48024,190
20137803,10017,110
20141,0604,73039,800

1,2番人気が堅実

過去10年で1,2番人気の馬は毎年どちらかは必ず馬券に絡んできているという堅実ぶり。1,2番人気が2頭とも入着したことが2回あるが、基本的には1,2番人気の取捨選択が重要だと言えるだろう。1番人気は3勝2着4回と、2番人気の2勝2着2回に比べると勝率・連対率ともに1番人気の方が高く、信頼度は1番人気の方がやや高めではある。
勝率だけで見れば1番人気と同じ3勝をあげている4番人気の馬も優秀である。人気上位2頭を負かすくらいの力を持っていて状態の良さそうな4番人気の馬はおさえておいたほうがよいかもしれない。

今年の1,2番人気候補

スマートオリオン

スプリンター路線で活躍していたが、前走は中京のマイルで距離延長を克服してマイルでも強さを示した。巧く折り合った鞍上のM.デムーロ騎手の騎乗も良かった。今回デムーロ騎手から戸崎圭太騎手へと乗り替わりになる点も注目だ。
新潟のコースは2走経験しているが、正直そこまで参考にはならなそうだ。新馬戦の時に1400mを走っているが9着に敗れている。3走前にも1000mの韋駄天S(OP)を新潟で走っているが、特殊なコースな故参考にはならないだろう。テン乗りの騎手にコース適性の不安と乗り越えなければならない壁は大きいが、現在2連勝中で好調さは伺える。この好調が次走まで続くか。

カフェブリリアント

重賞スプリントを中心に走ってきたスマートオリオンとは対照的に、カフェブリリアントはマイルの条件戦・準OP戦を主戦場にしてきた牝馬である。今年の4月に阪神牝馬S(G2)で初の重賞戦に挑戦し見事に優勝した。しかし前走のヴィクトリアマイル(G1)では中団から脚を伸ばすも5着に敗れ、今回は巻き返しはかる。
新潟のマイルでも条件戦で優勝経験があるのでコース適性はありそうだ。鞍上は未定だが近3走を乗っている主戦の福永祐一騎手とのコンビが有力か。

4番人気候補

レッドアリオン

今年4月に重賞10戦目にして初勝利をおさめたばかり。しかしその後は安田記念(8着)→中京記念(8着)と今夏は調子を落としている。ただ、前走は時計差は僅か0.3秒と着差はそこまでない。京都が得意で直線平坦では良い脚を使うし、兄のクラレントは関屋記念を勝った実績がある。中京ではダメだった分、新潟のコースで爆発するかもしれない?

サトノギャラント

重賞レースを11戦と日間に挑み続けるも、未だに重賞未勝利の馬。前走は安田記念でG1に挑戦するも13着と惨敗で見せ場なし。26戦7勝と勝利数は多いが重賞戦となるとあと一歩力が足りないといった感じ。
関屋記念は昨年も出走して3着に健闘しているし、新潟のマイルは2走前の谷川岳S(OP)で優勝している。得意のコースで条件的には悪くない。あとはメンバーのレベルが上がる重賞戦でどれだけ力を出せるか。

2ケタ人気の台頭にも注意!

人気上位による優勝は多いが、同時に2ケタ人気の馬の台頭も目立つ。2年に1回は12~14番人気の馬が絡んでいる。勝ちこそ少ないものの2,3着にはよく食い込んできて配当を引き上げてくる。
過去10年で5頭の2ケタ人気馬が馬券に絡んでいるが、5頭中4頭が7,8枠の外枠の馬だ。新潟マイルは直線も長くて外が伸びる傾向にあるので外枠の馬が決まりやすい。人気薄でも外枠に入った馬には注意しておいた方がいいかもしれない。
さらにここ4年間は1ケタ人気台の馬で決まっているので、そろそろ波乱が起きても不思議ではない。人気薄の馬もしっかりと状態を調べておく必要がありそうだ。