【香港ヴァーズ2023】シャフリヤールがオールウェザーで最終調整、好調ぶりをアピール

香港のシャティン競馬場で開催される香港ヴァーズ(G1、芝2400m)に出走する予定であるシャフリヤール(牡5、藤原英昭厩舎)が5日、シャティン競馬場のオールウェザーコースで最終調整を行った。

6日には、JRA海外競馬公式アカウントがX(旧ツイッター)でゴール前の追い切り動画を公開。雄大なフットワークで余力十分に駆け抜けていく姿が確認できる。

アメリカからの輸送で時間を要し、状態面についてはとくに注視しておきたい1頭であったが、「馬の状態はすごく良くきている」とトレーナーは好調ぶりをアピール。

5歳の暮れということで引退も近いのではないかとファンの間では囁かれているが、前走の米G1・BCターフでは3着に好走し、改めて世界に通用する競馬を示してくれた。2021年のダービーを制覇し、2022年にはドバイシーマクラシックを制して海外G1・Vを達成。香港での競馬は初となるが、海外経験豊富なダービー馬のシャフリヤールならあっさり克服してくれるのでは。