JRA阪神JF(2022)のサインは“アニメ映画のスラムダンク”!激走期待の穴馬とは?

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今週はいよいよ暮れの阪神競馬の名物競走「阪神JF」が開催です。うら若き乙女たちの女王決定戦、世代最初のG1重賞を賭けた熱き戦いがついに始まります。来年の牝馬三冠路線を占う上でも見逃せない一戦となります。

さて、今回もサイン理論で同レースを予想してきたいと思いますが、今回取り上げたいのは今月3日から公開の新作アニメ映画「THE FIRST SLAM DUNK」です。漫画家井上雄彦氏が、自身の人気バスケットボール漫画「SLAM DUNK」を原作に、自らが監督・脚本を務めた映画ということで話題を集めている映画ですね。筆者自身も若い頃に愛読していた漫画故、想い入れは強い作品。今回は「SLAM DUNK」繋がりでサイン馬を探っていきたいと思います。

「SLAM DUNK」は、神奈川県にある架空の学校「湘北高校バスケットボール部」に所属する高校生たちの部活生活が描かれる漫画です。湘北高校のバスケットボール部のユニフォームカラーは「白・赤」。シンプルに枠順の「白枠(1枠)」と「赤枠(3枠)」に入った馬をサイン馬として注目してみるのもよいでしょう。

ユニフォーム繋がりで言えば、勝負服が「白・赤」のカラーリングであるミルファームの所有馬「キタウイング」はサイン馬としてピッタリな1頭。デビュー戦こそ4着に敗れましたが、続く新潟マイルの未勝利戦を難なく快勝すると、連闘で臨んだ新潟2歳Sを後方から追い込んで快勝し、重賞初制覇を達成。勝った2戦はいずれもメンバー上がり最速で、未勝利戦は33秒4、新潟2歳Sは33秒0の好時計。

重賞で好走してきている強者が多数揃った今回は、伏兵的な立場での参戦が濃厚。追い比べで牡馬達を圧倒した前走の勝ちっぷりを見る限り、相手強化となるここでも台頭の余地は十分ありそうです。映画でも展開される「湘北高校対山王高校」は前評判では山王高校の圧勝が濃厚とされていましたが、結果は湘北高校が逆転勝利。原作のように「大どんでん返し」がここでも起きるなら、穴をあけるのは勝負服が“湘北カラー”のキタウイングでしょう。

今回もコジツケばかりでかなり無理やりな予想となってしまいましたが、色んな予想の楽しみ方があるという事でご容赦いただきたいと思います。