【京成杯AH予想】善戦続きの4歳牝馬スマートリアン、初の重賞制覇となるか?

日曜中山メインレースに組まれているのは、久々の右回りの芝マイル重賞となる京成杯オータムハンデキャップです。サマーマイルシリーズ最終戦となっており、フルゲート16頭に登録20頭と人気のレースとなりました。

注目は3歳馬の参戦で、2歳王者のグレナディアガーズ、NZT勝ち馬のバスラットレオンの両頭に、いずれも主戦の川田騎手、藤岡騎手がそれぞれ騎乗予定となっています。

古馬勢では、ここ2戦は二桁着順続きとふるわないものの、G3なら復活も期待できそうなステルヴィオ、前走の関屋記念2着、今年の東京新聞杯勝ち馬のカラテ、中京記念2着から挑むカテドラルあたりが上位人気が予想されています。

ハンデ戦ということもあり一筋縄ではいかないレースになりなりそうですが、今回注目したいのがキズナ産駒の4歳牝馬であるスマートリアンです。栗東・石橋守厩舎の管理馬で、今回は三浦騎手とのコンビで挑む予定となっています。

オープン入り後は谷川岳S 2着、前走の米子S 2着とあと一押しが足りない現状ですが、それぞれ勝ち馬はシュリ、ロータスランドといった重賞でも上位人気に支持されている馬たちということもあり、着実に力をつけてきている今回はオープン入り3戦目で、さらなる前進も見込めそうです。

中山の芝コースはこれまで1戦して着外という内容ですが、距離が若干長いと思われる紫苑ステークスのもので、8着に敗れてはいるものの、それ以降は連を外しておらず、今回はここ2戦で安定感のある芝1600mということもあり、改めて見直してみたい1頭となっています。