【有馬記念2022予想】粗品の“呪い”が人気馬を飛ばす?有馬記念の本命馬を予想

本命馬が惨敗続きのギャンブル大好き芸人の霜降り明星・粗品。ことごとく予想を外す逆神ぶりから、“粗品の呪い”として多くの競馬ファンから恐れられていたが、今はむしろ彼の神がかり的な負けっぷりを見て笑うが一つの楽しみとなっているファンも多いことだろう。

先週の朝日杯FSでは「ヘンテコ3連単フォーメーション」と称し、180点の多点買いで勝負。1・2着が堅実、3着が荒れる1パターンと、1・3着が堅実、2着が荒れるパターンの計2つのパターンのフォーメーションを購入。結果、レースは1・2・3番人気が人気順に決着するガチガチの堅実決着に終わった。これだけ堅い決着で180点という多点買いをトリガミどころか当たってすらいないのは、むしろ芸術点が高いと評価すべきではなかろうか。“逆神”ぶりは健在。引き続き、彼の予想は高い信頼度を持って“消し材料”として取り入れたい。

さて、気になるのは暮れのグランプリレース「有馬記念」の予想です。朝日杯ではデータと傾向を重視した予想を展開していた粗品。今回も同じようにデータ・傾向を重視するなら、まず「1番人気」の馬は外せないだろう。有馬記念における「1番人気」の成績は「6-1-1-2」と好成績。複勝率は80%となっており、軸としての信頼度は非常に高い。

今年の1番人気の有力候補は「イクイノックス」、「タイトルホルダー」の2頭か。天皇賞・秋を制したイクイノックスは3歳勢の最右翼。中山も皐月賞・2着の実績ならこなせそうで、枠も中目の5枠9番の好枠、鞍上は有馬記念を過去10年で6度馬券に絡んでいるC.ルメール騎手と好条件が揃っている。堅実に狙うならこの馬は外せないだろう。

逆にタイトルホルダーは外目の7枠13番ということで、逃げ・先行馬の同馬にとっては割り引きたくなる枠番。前走凱旋門賞・11着からの海外帰りということで、ややタフな条件ではある。とは言え、今年は国内では重賞3戦3勝と好成績で、上昇度は高い1頭。枠についても外目には入ったが、絡んでくる可能性のある逃げ・先行馬が揃ってタイトルホルダーよりも外の枠に入ったのは不幸中の幸いとも言えそうだ。

いずれにせよ、どちらも人気馬なだけに、本命視すればファンの間で波紋が広がりそうだ。粗品が本命視するようなら、警戒しておく必要がありそうだ。