【フェブラリーステークス2024】生涯最高月収を更新した粗品、ついに“呪い”解けたか?

大のギャンブル好き芸人として知られるお笑いコンビ、霜降り明星の粗品。先日15日、自身のYoutubeチャンネルで「最高月収更新した」と題した約11分ほどの動画をアップし、動画内で生涯最高月収を更新したことを明かした。

「俺、金あるんですよ。」と動画内ではお金があることを語ったが、動画の最後には1億弱の借金があることを明かし、引き続き借金の返済に尽力を尽くしていくことを語った。

競馬の予想の方はというと、1月は日経新春杯、シルクロードS、根岸Sと3つの重賞で3連単を的中させており、1月6日の中山4Rでは3連単241万2370円を1000円分的中し、配当金2412万3700円という超高額配当も手にしている。全額を「能登半島地震災害義援金」口座に寄付している男気も見せており、その金の使い方に称賛の声が寄せられた。

2月に入ってから的中こそまだないものの、先週の京都記念では本命馬に挙げたベラジオオペラが2着に好走するなど予想の精度は高い。“逆神”の異名も薄れつつある今の彼なら、素直に予想に乗って見るのも手だろう。

さて、気になるのが今年初のG1レースとなる「フェブラリーS」の予想だが、粗品は昨年9番人気のソリストサンダーを本命視し、結果8着敗退で馬券を逃している。「有力馬全頭に不安要素がある」という理由を挙げて穴馬から勝負したわけだが、結果1番人気のレモンポップ、3番人気のレッドルゼル、4番人気のメイショウハリオで決まる堅実な決着に終わった。

今年は東海S・2着のオメガギネス、東京大賞典・2着のウィルソンテソーロ、同3着のドゥラエレーデあたりが上位人気に推されそうだが、オメガギネスは重賞未勝利、ウィルソンテソーロとドゥラエレーデは距離の不安ありと今年も上位勢に不安要素が見られる。今年も穴馬から勝負する可能性はありそうだ。

昨年相手に入れた馬で今年も出走するのはレッドルゼル、スピーディキックの2頭。レッドルゼルは昨年のフェブラリーSでは3番人気で2着に好走しており、前走の武蔵野Sでも3着と実力はあるので今年も人気を集めるだろう。スピーディキックは昨年6番人気で6着と人気通りに走っており、前走は大井の東京シンデレラマイルで1着。後者は実力・実績を考えれば今回は伏兵的な立場での参戦が濃厚だが、狙ってみたくなる戦績でもあり、粗品も少なくとも相手には押さえてくるのではなかろうか。

いずれにせよ、色々な意味で好調な今の粗品の予想には乗ってみる価値はありそうだ。