【河原町ステークス予想2024】1400mに拘ったローテーションがカギとなるか?

今週土曜京都10レースはダート1400mで行われる4歳以上3勝クラスのハンデ特別戦、河原町ステークスが開催されます。

京都競馬場改修工事の影響で2021年から昨年までの3年間は開催がなかったため2016年から2020年までの5年間のデータを参考にすると、前走逃げた馬で4着以内を確保している馬の戦績がよく、今年の出走予定馬では昇級初戦を迎えるマツリダゴッホ産駒のスピキオが該当となっており、西村騎手との新コンビに期待がかかります。

前走から距離短縮した馬は連に絡めない惨敗が続いており、このクラスで連続2着後の休養から今回距離短縮で復帰初戦を迎えるミッキーアイル産駒のメイショウミカワにとっては厳しいデータといえそうです。

同様に距離延長でも苦戦するデータが出ているため、同じ距離を使ってきた非根幹距離である1400mに特化した馬から馬券検討は行う必要がありそうです。

上位人気想定かつ3連勝中のため馬券妙味は薄いものの、ロードカナロア産駒のロードアウォードはこのレースと相性がいい4歳馬ということもあり、注目の1頭といえそうです。

芝1400mのデビュー戦で4着とまずまずの内容ながら続く2戦で未勝利脱出ができず、ダートに矛先を転じてからは4戦3勝3着1回となっておりダート適性の高さがうかがえます。

川田騎手で3連勝中でしたが今回は松山騎手との再コンビで挑む予定となっています。本格化前とはいえ4番人気11着と結果が残せなかった未勝利戦以来のタッグだけに、騎乗する松山騎手にとっても期するものがありそうで、人気を考えても連軸にするならロードアウォードかもしれません。