【スプリンターズステークス2023】予想が好調な粗品、ついに“呪い”解けたか?

大のギャンブル好き芸人として知られるお笑いコンビ、霜降り明星の粗品。小倉2歳Sでは本命馬に指定したミルテンベルクが2着、セントウルSでは本命アグリが2着、ローズSでは本命ブレイディヴェーグが2着と、馬券の的中には結びつかなかったものの、9月に入ってから予想の精度が高い粗品。

そして先週の神戸新聞杯では本命馬ファントムシーフを軸に置いた3連複を見事的中させ、63.7倍各1,000円の馬券で63万円という高額配当を手にした。このままの流れで久々のG1・スプリンターズSも的中といきたいところだ。

昨年のスプリンターズSはナムラクレアを本命視し、5着に敗れ的中を逃した。ナムラクレアとメイケイエールの2頭の人気馬が前をとらえて一騎打ちになると見立てたが、メイケイエールも14着に大敗し、人気馬2頭が飛ぶ結果となった。昨年のこの時期の粗品は4ヶ月近く的中から遠ざかっており、逆神ぶりを遺憾なく発揮していた。

しかし、今年は昨年とは打って変わって予想の精度が高く、夏は平場でも的中があり好調だ。今の粗品なら予想にノッても良いのではなかろうか。

さて、気になるのはスプリンターズSの本命馬。昨年本命視したナムラクレアは今年も参戦ということで、再び同馬を本命視してくるということもあるだろう。昨年は距離ロスもあっての敗退だっただけに、力負けしたわけではない。今年は高松宮記念でも2着に好走しており、スプリントG1を穫れる器であることは確か。この馬で雪辱を狙うということも十分ありえそうだ。

また、セントウルSで本命視したアグリも今回参戦しており、粗品も高く評価していた馬。高松宮記念・7着、香港G1のチェアマンズスプリントプライズでは5着と春は敗退続きだったが、「敗因は明確」と粗品も述べているように、高松宮記念では直線の不利、チェアマンズスプリントプライズでは展開に恵まれずと力負けしたわけではない。少なくとも紐候補には入ってくる可能性は高いのではないだろうか。

この2頭を粗品が購入するかどうかは分からないが、昨今の好調ぶりで一時的に彼の“呪い”が解けているなら、今回は粗品の予想にノッてみるもの手かもしれない。