【凱旋門賞2023】スルーセブンシーズ✕C.ルメール騎手、超大物不在の今年は悲願達成のチャンスあり!

今週はJRAでは秋のG1シーズン開幕となるスプリンターズSが開催されますが、注目は遠くフランスのロンシャン競馬場で開催される凱旋門賞ではないでしょうか。

日本馬による勝利が悲願として掲げられる中で2着までは来るもののあと一歩が足りない状況が続きますが、今年は宝塚記念でイクイノックスの2着に入ったスルーセブンシーズが参戦を予定しています。

騎乗するルメール騎手にとっても凱旋門賞はプライドなど惜しい2着はあるもののまだ勝てておらず、悲願達成の思いは負けていないところでしょう。

伏兵扱いとはなりますが、凱旋門賞とは好相性だったオルフェーヴルの全兄であるドリームジャーニーを父に持っており、血統背景からノーチャンスではないでしょう。

異色の参戦となるのが、アイルランドの名門であるオブライエン厩舎から追加登録で参戦を決めたコンティニュアスで、父ハーツクライに母の父ガリレオという配合となっています。

フランスダービーではエースインパクト相手に8着と大敗していますがその後の3戦で2勝2着1回と勢いのある中での参戦となりました。

ディープインパクト最終世代から現れた大物のオーギュストロダンが参戦しないのは残念でなりませんが、今年はエネイブルやトレヴといった超大物牝馬は不在といえる混戦模様だけに、日本馬悲願の凱旋門賞制覇なるか、はたまた日本由来の血統を持つハーツクライ産駒の凱旋門賞制覇となるのか、楽しみな1戦となります。