【JRAシンザン記念予想】経験値は最上位!左回り&マイルの実績が魅力のあの馬に注目

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2023年中央競馬は、新年早々から3日開催と大忙しです。金杯で乾杯できなかった人たちは、すぐにリベンジの場が用意され、我々ファンも予想が追いつかないといった状況です。

そんな中でも見逃せないのが新春の“出世レース”としても知られる「シンザン記念」です。歴史ある重賞で2014年のミッキーアイル、2018年のアーモンドアイ、2021年のピクシーナイトなどその後のG1馬を多く輩出。3歳路線だけでなく、今後の古馬G1路線にもつながる大注目レースですが、今年は7頭立てと寂しい頭数での開催となります。

少数精鋭の中で今回とくに注目しているのは、バゴ産駒のスズカダブルです。今回の出走馬は全馬1勝馬で、当然のように重賞馬は不在。重賞出走馬でも3頭だけという中で、朝日杯FS・13着のスズカダブルが経験値という意味では最上位か。結果は13着と大敗でしたが、キャリアの少ない馬の参戦が多いメンバー構成の中では大きなアドバンテージとなります。

新馬戦を人気で勝利して1戦1勝で臨んできたライトクオンタムやクファシルという評判馬もいますが、経験値は新馬戦の一度だけ。朝日杯は重賞馬3頭、重賞2着馬も3頭といったメンバー構成で行われ、そこを戦ってきたスズカダブルには一日の長があると言えます。今回のシンザン記念はこの頭数ならスローペースとなる可能性が高いですが、ハイペースの朝日杯を経験している点も強みでしょう。また、新馬戦はシンザン記念の条件と同じ中京マイルで2着に好走。中京のマイルを走ったことのある馬もスズカダブルただ一頭となっており、アドバンテージは多い1頭です。

中京マイルの新馬戦・2着、東京マイルの未勝利戦を先行して勝っており、好走実績がある左回りへと替わる点も良く、2走前や3走前の芝1800mよりは、新馬戦・未勝利の芝1600mの方が適性がありそうな気配です。

ということで今年のシンザン記念は、経験値上位のスズカダブルが得意の左回りマイルで好勝負を演じてくれると予想します。