【エプソムC予想2022】少頭数ながら多士済々の一戦、抜け出すのは誰だ？

今週からはG1連戦も一休みとなり、秋に向けて飛躍を目指す馬たちやデビューを迎える2歳馬たちの活躍に集中しやすい週と言えそうです。

今週日曜東京メインレースに組まれている3歳以上オープンのG3のエプソムカップは芝1800mという条件から、マイラーでも中距離馬でも参戦しやすい舞台となっていますが、今年はフルゲート18頭に対して登録12頭と寂しい登録数となっています。

G1馬の参戦はないものの、ダービー卿CT・1着、京王杯SC・3着と、ここ2戦で内容のいい競馬ができているタイムトゥヘヴンや、同じくここ2戦で洛陽S・2着、ダービー卿CT・3着と、馬券圏内を確保しているダーリントンホール、さらに3歳時にはアーリントンカップで3番人気に支持されるなど高い期待を受けていたエピファネイア産駒のジャスティンカフェがここに来て2連勝と勢いに乗っており、夏は上がり馬を狙えという鉄則で考えると、上位人気必至ながらジャスティンカフェから馬券は狙うのもよいかもしれません。

また、きさらぎ賞勝ち馬で皐月賞、日本ダービーにも駒を進めたコルテジアが、2年以上の休みを経ての復帰初戦をエプソムカップで迎える予定となっており、まずは無事にというのが陣営の意向かもしれませんが、重賞勝ち馬ということもあり、あまり人気がないようであれば穴馬として狙ってみても面白いかもしれません。

さらに、ディープインパクト産駒のヤマニンサンパも魅力的な1頭で、ジャスティンカフェ同様2連勝でここに挑みます。芝1800m中心のローテが組まれていることからも、ここは勝負どころ。東京競馬場初参戦とはなるものの、川田騎手が引続き騎乗するのも魅力といえそうです。

昨年のこのレースの覇者であるザダルも今年はレーン騎手を確保しており、過去10年のデータでは連覇がないレースですが、今年も京都金杯を制するなど衰えは見せていないだけに、注目したいところです。

大混戦となっており、単勝オッズも少頭数ながら割れそうなだけに、馬券検討は難解となりそうですが、秋の天皇賞やマイルチャンピオンシップ参戦に向けて賞金加算を目指す馬たちの走りに注目ですね。