天皇賞(秋)当日の馬場は?先週の馬場傾向を距離別のデータで分析予想

今秋は台風の上陸が多く、例年以上に雨の影響を大きく受けている東京開催。しかし、高速馬場化が進んでいる影響もあってか、思っていた以上には重くなっていない印象も受けます。今週末で開催4週目を迎えますが、今週も週中は台風で雨の日が多く、馬場状態の見極めが肝心となりそうです。ということで、今回は先週の東京の馬場傾向を把握するため、10/19~10/21で行われた東京の芝レースの「脚質」と「枠順」のデータを距離別にまとめてみました。

芝2000m

脚質データ
脚質1着2着3着4着以下
逃げ1012
先行3317
差し01011
追い込み00213
マクリ0000

2000mでは、脚質は「先行」が最多の3勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。「差し」が2着1回のみと不振で、前残りの傾向が見られます。2000mは日曜メインでリステッドのオクトーバーSが開催されましたが、他は全て新馬・未勝利の下級条件なので、前目のポジションに付けてそのまま上位に残るといったような競馬がほとんどです。ただ、オクトーバーSでも上位3頭は全て前で競馬をしていた馬なので、やはり前が強い競馬をしやすい馬場だったと言えるでしょう。

枠番データ
枠番1着2着3着4着以下
1枠1102
2枠0103
3枠1111
4枠0105
5枠0015
6枠0024
7枠1006
8枠1007

枠番は、3着内に入った12頭中約半分の6頭は「1~3枠」の馬でした。外枠も「7枠」と「8枠」が1勝ずつ挙げておりますが、3着内はこの2回のみとなっており、内枠がやや有利な傾向となっております。2000mという距離のせいもありますが、まだ内の馬場は良さそうな印象です。

芝1800m

脚質データ
脚質1着2着3着4着以下
逃げ0105
先行14210
差し20311
追い込み20010
マクリ0001

脚質は、「差し」と「追い込み」が2勝ずつ挙げており、勝ち馬は「差し・追い込み馬」から出やすい傾向となっております。しかし、連対数と3着内の回数は「先行」が最多で、連対率は29.4%、複勝率は41.2%と好成績です。勝ち馬は「差し・追い込み」、2, 3着は「先行」というイメージです。

1800mはリステッドのアイビーSや、3勝クラスの甲斐路Sなどが行われており、この2戦も差し馬が勝っているように、クラスが上になるとやはり「差し」が決まってきます。

枠番データ
枠番1着2着3着4着以下
1枠0005
2枠1103
3枠0014
4枠2004
5枠0204
6枠0224
7枠1016
8枠1017

枠番は、「4枠」が最多の2勝を挙げており、連対数は「4~6枠」が最多タイ、3着内の回数は「6枠」が最多となっております。真ん中枠の好走が目立っております。最内の「1枠」は3着内が0回となっており不振です。

芝1600m

脚質データ
脚質1着2着3着4着以下
逃げ0114
先行32216
差し20228
追い込み13219
マクリ0000

脚質は、「先行」が3勝を挙げており、連対数と3着内の回数が最多です。好走率ベースにおいても、勝率(13%)と連対率(21.7%)がトップと好成績です。ただ、「追い込み」も2,3着の回数は多く、マイルにしては意外と好成績です。マイルは土曜メインにG3の富士ステークスが行われており、ここでは先行勢が全滅し、上位3頭は全て差し・追い込み馬でした。

枠番データ
枠番1着2着3着4着以下
1枠0134
2枠1008
3枠1009
4枠1018
5枠0218
6枠2117
7枠02110
8枠10013

枠番は、全体的に満遍なく絡んでおり、内外で極端な有利不利は見られません。とくに成績が良いのは最多の2勝を挙げている「6枠」で、連対数も最多です。好走率ベースにおいても勝率(18.2%)と連対率(27.3%)がトップとなっております。あとは「1枠」も3着が3回と多く、複勝率は50%と好走率が高いです。

芝1400m

脚質データ
脚質1着2着3着4着以下
逃げ1101
先行0126
差し21120
追い込み00011
マクリ0000

脚質は、「差し」が2勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多です。1400mで行われたレースは新馬・未勝利・1勝クラスの3戦のみで、全て下級条件のレースとなっております。「差し」で馬券に絡んだ4頭は、全頭が「3番人気以上」に推された人気馬でした。

枠番データ
枠番1着2着3着4着以下
1枠1112
2枠0005
3枠1004
4枠0014
5枠1004
6枠0015
7枠0107
8枠0107

枠番は、「1枠」・「3枠」・「5枠」が1勝ずつ挙げており、勝ち馬は全頭奇数枠から出ております。「1枠」は1~3着に1回ずつで複勝率は60%と高く、「6枠」から外からは勝ち馬は出ておりません。データが少なく傾向と言えるほどの動きは見られませんので、あくまで参考程度にご覧下さい。

まとめ

全体で見ますと、脚質は「先行」が8勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多で、好走率ベースにおいても勝率(12.1%)・連対率(28.8%)・複勝率(39.4%)の全てがトップとなっております。

枠番は、全体では極端な傾向は見られませんでした。ただ、好走率ベースでは「1枠」が勝率(13%)・連対率(26.1%)・複勝率(43.5%)の全てでトップとなっており、とくに複勝率の高さが目立ちました。

全体的な傾向のまとめとしては、「1枠」に入った「先行馬」に警戒しておくのが良さそうです。

今週末は秋の大一番「天皇賞秋」が開催されますね。今年は強い差し馬が1頭おりますので、馬場状態を気にするファンは多くいることでしょう。東京は今週も台風が来ており、週中も雨の日が続きました。レース当日の日曜も雨予報と出ているところもあるので、前日や当日の馬場傾向を見極めてレース予想をしたいところです。ぜひ先週の馬場傾向も参考にしながら考察してみてください。