ファインニードルなど産駒が活躍。種牡馬アドマイヤムーン、人気沸騰中!

今年のスプリンターズステークスは高松宮記念に引き続きファインニードルが優勝し、春秋スプリント制覇を成し遂げました。ファインニードルの父アドマイヤムーンは今年のスプリンターズSに、昨年の高松宮記念勝ち馬セイウンコウセイや、昨年香港にも遠征したワンスインナムーン、さらに今年の京王杯スプリングカップ勝ち馬のムーンクエイクの合計4頭を送り込んできていました。

1番人気ファインニードルはもちろんのこと、その他もまったく期待のできない穴馬というわけではなく見どころ、注目度もあった馬たちだっただけに、ハイレベルな産駒をスプリント路線に大量に送り込んできたアドマイヤムーンにさらなる注目が集まったことは間違いないでしょう。

自身も3歳クラシックから人気を博し、古馬になってからはジャパンカップやドバイデューティーフリー、宝塚記念を制するなど現役時代にはスプリント色の薄かったアドマイヤムーンですが、種牡馬としては父エンドスウィープの影響からか、産駒にはスタミナよりも卓越したスピードを伝えているようです。

昨年のセイウンコウセイの活躍を受けて今年は交配頭数が増加した上、繁殖牝馬の質の向上も見られるとのことで、今年の好成績からすれば来年は更に良化することが予想されます。

ロードカナロア産駒がアーモンドアイを除いても思いの外長い距離で活躍してるため、「世界のロードカナロア」を圧倒するような競走馬はひょっとしたらアドマイヤムーン産駒から出てくるかもしれませんね。