【東海ゴールドカップ2023予想】3歳馬苦戦中の一戦、トレンドは「ウイン」の高齢馬か?

大晦日の笠松競馬ではダート1900mで行われる3歳以上オープンの東海ゴールドカップが開催されます。

1着賞金700万円に加え、今年はHITスタリオンシリーズ(ウインブライト賞)となっており、1着馬のオーナーにはウインブライトの種付け権が与えられます。

3歳牝馬は軽量の53kgで出走が可能となっていますが、今年は補欠馬も含めて登録がなく、牡馬57kg、牝馬55kgでフルゲートでの開催が予定されています。

東海ゴールドカップトライアルの上位3頭であるナリタブレード、メルト、アルパーシャがそろって出走を予定しており、特に3着に敗れたアルパーシャは1.9倍の1番人気支持での敗戦だったたけに、今回100m距離が延びて巻き返しが期待されます。

過去10年でみると、馬単でも三桁配当が多く堅い印象もあるレースですが、ここ3年は3連単はいずれも万馬券となっており、2018年には3連単44万円の高配当となっているだけに、傾向が読みにくいレースといえそうです。

また馬齢でみると3歳馬の苦戦が続いており、2019年のニューホープ以降勝てておらず、過去3年の勝ち馬の馬齢をみると2020年のウインハイラントが6歳、2021年のウインハピネスも6歳、そして昨年のウインユニファイドは10歳と、冠ウイン、かつ高齢馬の活躍が続いています。

今年の出走予定馬では8歳馬のウインハピネスは、ナリタブレード含む多頭出しを予定している森山厩舎から人気薄が予想される一頭のため馬券妙味もありそうですね。