【東海菊花賞2023予想】4歳から10歳までバリエーション豊かに揃った伝統の一戦

今週木曜日の名古屋競馬場メインレースに組まれているのは、ダート2100mで行われる東海菊花賞です。1着賞金900万円のレースとなっており、今年は12頭立てでの開催となります。

今年で64回目となる歴史あるレースですが、名古屋競馬場が昨年移転したばかりということもあり、2100mで行われるのは昨年に続いて2回目となっており、過去のデータを参照しづらいレースでもあります。

過去の勝ち馬を見ると、交流重賞でもおなじみのカツゲキキトキトが2016年から2018年まで3連覇しており、中央競馬に所属していたころも上位人気支持を受けていたグレイトパールが2019年に勝利するなど中央競馬ファンでもなじみのある馬名が見られます。

今年の登録メンバーを見渡すと、4歳馬から10歳馬まで、牝馬、セン馬も出走を予定しておりバリエーションにとんだメンバー構成となっています。

昨年の勝ち馬であるコバルトウイングが今年も出走を予定していますが、主戦の吉原騎手が落馬負傷のため今回は山口薫騎手で挑む予定となりました。

10歳馬では、中央競馬所属でオープン入り後は地方交流重賞含め重賞経験のあるナムラアラシが出走予定となっており、馬齢を考えると厳しいレースにはなりそうですが、前走5着とまだまだ一発を予感させる成績を残しており、実績を考えると穴で面白い1頭といえそうです。

平日木曜日の18時発走予定ということで観戦は難しい競馬ファンは多いかもしれませんが、名古屋競馬場は現在入場料100円が無料となっており、今開催中は毎日キッチンカーが日替わりで出店しているとのことで、歴史ある競馬を生で観戦したい競馬ファンにとってはうれしいサービスといえそうです。