【東京スプリント2023予想】中央優勢の中で注目したい地方馬は?

水曜日は大井競馬場で交流重賞のJpn3「東京スプリント」が行われます。

1991年に創設されたダート1400mの東京シティ盃を前身とするレースで、2007年に1F距離短縮の1200mに設定され、その年の勝ち馬フジノウェーブ(大井)は、秋に同じ舞台で行われたJBCスプリントJpnIで地方馬としてはじめてJBC競走制覇を成し遂げています。

2020年にはジャスティン、2021年にはリュウノユキナ、そして昨年はシャマルと中央馬が圧倒的なスピードで勝利しているレースですが、今年もリュウノユキナが8歳になりますが参戦を予定しており、相性がいいレースだけに再度の制覇なるか注目が集まります。

また中央馬では毎日杯で重賞初勝利を飾った角田大河騎手騎乗のスマートダンディーも注目株となっています。千葉ステークス、コーラルステークスと連勝した実績からすると、ここ数戦は物足りない内容にはなっているものの善戦はできているだけに、東京盃やJBCスプリントにも参戦してきたキャリアがここで開花するかどうか楽しみなコンビといえそうです。

中央馬優勢は今年も変わらない構図になるかもしれませんが、地方馬で注目したいのがギシギシです。

19戦9勝と、地方では圧倒的なスピードで押し切る競馬で結果を残してきており、相手関係は強力になるものの距離適性がぴったりと思える1200m戦なら、中央馬相手でも互角に渡り合えるのではないでしょうか。

過去のデータからも中央馬の単勝が売れるレースとなっており、地方での実績を考えても単勝オッズに馬券妙味が期待できそうです

東京盃では今年のフェブラリー2着に入ったレッドルゼル相手に掲示板確保の5着に入った実績からも、地方馬の中でもギシギシは馬券検討には加えておきたいところですね。