【NHKマイルカップ2024】1週前追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開

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3歳マイル王決定戦「NHKマイルC」へ向けて各馬が1週前追い切りを終えてきました。今回は人気が予想される有力馬3頭の1週前追い切りを取り上げましたので、予想の際にお役立てください。

ボンドガール(牡3、手塚貴久厩舎)

4/24(水)美浦・W(良)6F82.9-5F65.9-4F50.7-3F36.0-2F22.6-1F11.0(馬なり)

美浦のWコースで単走。序盤はゆったりと入るも、徐々に加速していき、ラスト2Fは11.6-11.0の加速ラップでまとめてゴールしました。前走は約6ヶ月の休み明けながら最終追いでは6F86.2-1F11.2としまいは抜群の手応えとキレを披露。今回はさらに時計を縮めて3歳牝馬らしからぬ好時計をマーク。叩かれて着実に良化している印象を受けます。もともと阪神JFを使おうとしていたこともあり、早い段階から態勢はある程度まで整っていた様子。今年は桜花賞時の追い切りでも速い時計は出していますが、抽選除外で出走叶わず。阪神JFも外傷を追うアクシデントで出走取りやめと、昨年は好状態ながら使いたいレースを使えないジレンマに陥りましたが、今回はようやく出走が叶ったということで楽しみにしたい1頭です。

ダノンマッキンリー(牡3、藤原英昭厩舎)

4/24(水)栗東・CW(良)5F64.6-1F11.7(馬なり)

北村友一騎手を背に栗東CWコースで単走。道中はスムーズに鞍上と折り合って脚を溜め、ラストは11秒7の好時計でまとめてゴールしました。2歳の頃から速い時計は出していましたが、今回もしまいは堅実に伸びています。スピードに関しては追い切りでは常に申し分ないパフォーマンスを見せているので、この馬に関してはいかにリラックスできていることを重視。今回も鞍上とのコンタクトは非常にスムーズで、しまいのキレに繋げることが出来ており、気配は良好です。1週前は長めからしまい重点に追われ、最終は4,5Fからの馬なり単走がこの馬の好走パターン。1週前までは順調にこのパターンでこれており、自慢の末脚を発揮できる状態には仕上げられてきている印象です。

エコロブルーム(牡3、加藤征弘厩舎)

4/24(水)美浦・坂路(良)4F52.8-3F38.4-1F12.4(馬なり)

美浦の坂路で2頭併せ。3歳未勝利の僚馬フクチャントウメイを追走し、坂では余力十分に駆け上がり、ラスト1F12秒4をマークして併入しました。中3週なので負荷は軽めですが、フットワークは力強く、坂路でこの時計はこの馬にしては出ている方です。ピッチをきかせた小気味よい走りをするタイプで走りにブレは無く、今回もしっかりと状態は整っている印象を受けます。使われて着実に良化してきており、体力、気力が充実している今なら重賞連勝の期待も十分でしょう。