【TVh杯2023予想】激走期待の穴馬は、53kgの軽ハンデが魅力の〝あの馬〟!

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今週土曜函館メインレースは芝1200mで行われる3歳以上3勝クラスの特別戦「TVh杯」が開催です。今年は16頭が出走予定となっており展開面も含めレース予想が難解な一戦となります。

またハンデ戦ということもあり、最軽量52kgのタイセイグラシアから58kgのイルクオーレ、ブルースプリットまでハンデ差6kgと、単純にこれまでの実績が通用するかも不透明なだけに軸馬選定がかなり難しいレースになりそうです。

横山武史騎手が騎乗するモリノドリームは上位人気想定となっていますが、鉄砲実績はあるものの叩き2戦目は1戦して着外と分母は少ないながら良いデータとは言えず、1200m芝コースの安定感は評価したいところですが危険な人気馬として消すなら今回と言えるかもしれません。

前走二桁着順の馬たちも多く参戦を予定しており、勢いがない馬も多い中、復調期待で狙ってみたいのが5歳牝馬で53kgとまずまずハンデに恵まれたロードカナロア産駒のフミロアです。

池添騎手とのコンビで今回は挑む予定となっており、このクラスでは結果がまだ出ていないことからも下位人気が想定されます。宝塚記念では10番人気セブンスルーシーズをクビ差2着まで持ち込み存在感を見せつけた池添騎手が、再度人気薄馬とのコンビだけに不気味さが漂います。

掲示板を外す競馬が長く続いていましたが、前走のフリーウェイステークスでは追い込んで5着と復調の兆しを見せました。夏は牝馬という格言もありますが、ずっと芝1200mを使ってきた馬で東京の芝1400mという舞台設定は馬にとってもいい刺激になったかもしれません。

うまく馬群を捌けなければ大敗もありそうですが、末脚に見るものがあったフミロアはぜひ馬券検討には加えたい1頭ですね。