JRAジャパンC(2020)に仏馬ウェイトゥパリスが参戦か?

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11月29日に東京競馬場で行われるジャパンC(G1、芝2400m)に、6月28日にフランスのサンクルー競馬場で行われたサンクルー大賞(G1、芝2400m)を制したウェイトゥパリス(牡7、A.マルチアリス厩舎)が参戦する可能性が出てきたことが明らかになった。

6月30日、英競馬メディアの「World Horse Racing」公式Twitterアカウントが、ウェイトゥパリスを管理するマルチアリス調教師のインタビューを公開した。

「11月に行われるジャパンCでウェイトゥパリスを見ることになるでしょうか?」というWorld Horse Racing記者の問いに対し、マルチアリス調教師は「オーナーと相談して決めることになりますが、可能性はあります」と答えた。

この記者の質問の経緯には、サンクルー大賞がジャパンCの褒賞金指定外国競走となっていることがある。サンクルー大賞優勝馬がジャパンCも制すると、300万米ドル(約3.2億円)、4着以下でも20万米ドル(約2100万円)が交付される。

ウェイトゥパリスは父Champs Elysees、母Grey Way、母父Cozzeneという血統。昨年の7月にフランスのパリロンシャン競馬場で行われたモーリスドニュイユ賞(G2、芝2800m)を優勝し、重賞初制覇を達成。前走のサンクルー大賞でG1初制覇を果たし、現在は重賞で4連続連対中。主戦騎手はP.ブドー騎手。通算成績は32戦6勝。