【香港カップ予想2019】ウインブライト、得意の香港で苦難の秋を巻き返せるか

3歳時はシンザン記念勝利後に桜花賞直行となったように、なかなか順調に使い込めなかったアーモンドアイも、古馬になってからは陣営の狙いどおりのローテーションで動けていましたが、天皇賞(秋)の疲労によるものか、今週登録のあった香港カップは態勢が整わず回避となり、ファン投票で高い支持を受けている有馬記念への出走も流動的ということで年内に再び走りが見られるかどうか不明となっています。

そしてアーモンドアイを欠いて行われる今年の香港カップは8頭立ての少頭数で、日本からはウインブライトのみの出走となりました。地元のフローレ、ライズハイが前哨戦でまずまずの走りを見せており外国勢を迎え撃つ形となりましたが、有力と見られていたエグザルタントの登録もないことから、やや小粒なメンバー構成といった印象も受けます。

ウインブライトは春にクイーンエリザベス2世カップを制し、休養明けにはオールカマー、天皇賞(秋)と惨敗が続いていますが、香港ならば見直せるのではないかと考えられます。

地元香港勢からはタイムワープ、グロリアスフォーエバーといった香港カップ2勝目を狙う強豪の参戦もあるものの、前走の内容を見ると衰え、もしくは調子落ちが考えられます。

ここを勝つことができれば日本のみならず香港でも年度代表馬に選ばれる快挙の可能性もあります。モーリス以来の日本馬の勝利なるか、その後も含めて注目したいレースですね。