【マイラーズC予想2016】京都マイルで一変に期待!クラレントとレッドアリオン兄弟の復活劇あるか?!

京都開催に代わって今年で5年目になるマイラーズカップ。京都開催になってからの結果を見てみると、1番人気馬は勝っておらず、3着以内にも2回のみ、そして2番人気に至っては1度しか馬券圏内に来ていないことからも荒れるレースと見て良さそうです。ただ、馬券圏内に来ている1番人気馬はいずれもフィエロで(2014年2着、2015年3着)、三度目の出走となる今年も1番人気が予想される点だけが微妙なところです。

クラレントとレッドアリオン兄弟、復活の激走で高配当も?!

データ的には信頼度は低めの1番人気ですし、海外遠征の休み明けということもあってフィエロを少々軸には推しにくいという事で、今回狙いたいのはクラレントとレッドアリオンの兄弟です。2頭は先々週の桜花賞でも人気となったレッドアヴァンセのお兄さんにあたり、京都1600mの適性が見込めそうな馬ということで注目しております。

まず、クラレントは2歳時の同条件重賞のデイリー2歳で勝利し、マイルチャンピオンシップにも2度の出走経験があります。その2度とも結果は二桁着順でしたが、マイルは得意な馬で騎手も元主戦の小牧太騎手へ戻るということで期待したい一頭です。

次にレッドアリオンですが、なかなか重賞を勝てずにいましたが、昨年のマイラーズカップで見事初重賞を果たしました。その前のレースも同じ京都1600mの洛陽ステークスを勝っているので京都マイルが得意な条件であることは間違いないでしょう。

ただ、共に近走の成績は振るわず、クラレントは馬券圏内に絡んだのは6走前で、レッドアリオンは5走前でしかありません。しかし一度京都マイルで好走した馬は、再度好走することが多く、こういう時に狙えるのが京都1600mのいいところ(?)なのです。主なところでは、マイルチャンピオンシップだけ見てもダイワメジャーが連覇していますし、今回のマイラーズカップに出走するフィエロはこのマイラーズカップだけでなくマイルチャンピオンシップでも2年連続で2着に入着して健闘しています。

その他にも同じく今回出走するダノンシャークも3着となった翌年に勝利しています。もっと懐かしい人には懐かしいメイショウテゾロという馬は、1995年の京都マイルのシンザン記念で勝って以来、大敗続きだったのに同年のG1のマイルチャンピオンシップで2着に食い込んで大穴をあけるという事もありました。

とにかく京都マイルは格に関わらず好走することがあるということです。クラレントとレッドアリオンにもその要素があると見込んで狙いたいと思います。それならフィエロにダノンシャーク、京都金杯を勝ったことがあるエキストラエンドも出走するのだから、そっちが走るんじゃないの?と言われそうですが、その通りです。でもどうせ再度好走するのであれば、穴の方がねらいたいのが穴党の心理というものです。しかも今回、クラレントとレッドアリオンは坂路で併せ馬を行っております。タイムではレッドアリオンが良かったのですが、恐らく人気が下になるクラレントお兄さんの方が手ごたえが良かっただけに、より高配当の狙えるクラレントを特に注目しています。

最後の直線でクラレントとレッドアリオンの兄弟2頭が復活の激走をして、高配当!という結果を期待しています。