【京成杯2017予想】シンザン記念ほど出世しないがそろそろ大物誕生なるか?

改めて見直したい。

人にも、あるいは会社などにもよく使われる言葉です。これが競走馬にも使えるんですね。そう思える逸材が、再度同じ舞台にトライすることになりました。今週の京成杯に登録しているベストリゾートです。

芝2000m、かつ同じ中山競馬場だった前走のホープフルSは4着に終わり、馬券に絡むことはできませんでした。休み明けでも登録メンバーを見てやれると思っていましたが、今回は叩き2戦目、かつ前走よりメンバーが落ちるということで、今度こそ本賞金加算が見込めます。

この1月に開催される3歳レースではやはりシンザン記念が出世レースとして挙げられます。最近ではジェンティルドンナが勝利し、かつてはタニノギムレットも勝利しているレースということもあり、先週人気薄ながら最後方からどろんこ馬場を突き抜けたキョウヘイも、もし皐月賞、ダービーに出てくるようなら強敵となるでしょう。

一方、皐月賞と同じ舞台のはずの京成杯はシンザン記念ほどの出世レースとはいえない現状があります。舞台が嫌われているわけでもないため、単なる巡り会わせのように思えますが、風が吹けば桶屋が儲かるように、気が付きにくい因果関係でそうなっているのか、はたして今年はどうか。フェアリーSを含めこの時期の中山競馬場の重賞は不思議と小粒なメンバーがそろうイメージもありますが、そろそろ大物を輩出してもらいたい、またそれがベストリゾートであってほしい、と願い応援したいと思います。