【武蔵野S予想2021】重賞初制覇まで後ひと伸び、ブルベアイリーデ

昨年はデアリングタクトの無敗での3冠達成を達成し、今後の飛躍が期待される開業6年目を迎えた栗東・杉山厩舎ですが、息の長い活躍でフェブラリーS・2着で大波乱を呼んだケイティブレイブの転厩などもあり、今年はやや精彩を欠いている印象があります。

デアリングタクトが休養中というのもありますが、デアリングタクトに続く看板馬が出てきていないのも一因かもしれません。

そういった意味で注目したいのが、路線こそ違うものの今後G1戦線で期待が持てそうな、今週土曜東京メインレースに組まれている武蔵野Sに出走予定のブルベアイリーデです。キンシャサノキセキ産駒で、ダートのマイル前後を主戦場として活躍しています。

根岸S・5着やシリウスS・3着の戦績をこれまで残しており、リステッドレースのBSN賞の勝利はあるものの、重賞ではあと一歩という内容が続いています。

デムーロ騎手、福永騎手がここ数戦騎乗してきた中、今回は丸山騎手との新コンビで挑む予定となっています。

東京コースはこれまで【3-3-1-6】と3勝を挙げていますが、戦績が示す通り、あと一歩が足りない面もあり、騎乗する丸山騎手としても乗り方が難しいところかもしれません。

先行、差しともにオープンクラスで掲示板に入る結果を残しているだけに、フルゲート必至の今回はどの位置取りで勝負するのか、1着に入ればチャンピオンズカップの優先出走権が与えられるレースだけに、代打騎乗かはたまた結果を出せば引き続き騎乗することになるのかはわかりませんが、丸山騎手の手綱さばきにも注目したいですね。