【JRAチャンピオンズカップ2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
ダート王者の決定戦「チャンピオンズカップ」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
ソダシ(牝3、須貝尚介厩舎)
12/1(水)栗東・坂路(重)4F51.8-3F37.7-2F24.1-1F11.8(強め)
吉田隼人騎手を背に栗東坂路で単走。前半から全身を大きく使い、重馬場を感じさせない力強いフットワークで登坂し、ラスト1Fで軽く仕掛けるられるとこの日で坂路で最速、また自身最速タイとなる11秒8の鋭い末脚で伸びてゴール。ラスト2Fの23秒8も自己ベストで、文句なしの時計と内容の追い切りを消化しました。1週前は坂路で2頭併せを行い、4F51.1-1F11.9の好時計をマークし、半馬身先着。最終は単走追いでしたが、3週前からCWコース、ダートのBコース、坂路で僚馬を追いかける形で追われており、砂をかぶる対策もバッチリ。万全の仕上がりと言って良さそうです。
チュウワウィザード(牡6、大久保龍厩舎)
12/1(水)栗東・坂路(重)4F52.9-3F38.4-2F25.4-1F12.8(馬なり)
栗東坂路で単走。馬場の真ん中を馬なりのまま軽快なフットワークで駆け上り、しまいを促す程度に追われる余力残しの追い切りを消化しました。1週前はCWコースで2頭併せを行い、6F84.9-1F12.0をマークし、内から伸びて半馬身先着しました。全体時計も優秀で、ラスト1Fも12秒0と鋭く伸びて併走馬にあっさり先着と好内容の追い切りを消化しました。前走は骨折明けで気を使いながらの調整でしたが、使われた効果もあってしっかり良化してきている印象です。
サンライズホープ(牡5、西村真幸厩舎)
12/1(水)栗東・坂路(重)4F52.7-3F37.7-2F24.2-1F12.1(馬なり)
栗東坂路で単走。馬場の内側を力強いフットワークで駆け上り、馬なりながらラスト2Fは12.1-12.1と絶品の伸びを披露してゴール。もともと坂路では時計が出やすいタイプの馬で、今回も最後までスピードを落とさずしっかり伸び切って好時計をマーク。1週前は栗東CWコースで2頭併せを行い、6F82.0-1F12.8の好時計をマークして1馬身先着。実質的な最終追いは1週前で、ビッシリ追われて併走馬に楽に3馬身先着と、時計・内容いずれも文句なしの追い切りを消化しました。3走前から着用しているブリンカーの効果もてきめんで、夏を越してから成長を感じさせる内容でした。