【愛知杯2022予想】中京巧者ソフトフルート、前走大健闘の勢いで重賞初制覇へ

今週土曜の中京メインで開催されるG3の愛知杯は、日本人騎手が強みを発揮しているレースです。

12月から1月に開催時期が移ってからこれまで6回行われていますが、外国人騎手の成績はノームコアで2019年に2着に入ったルメール騎手が最高着順で、外国人騎手旋風の中でも日本人騎手が頑張ってきているレースと言えます。一方で、外国人騎手目線でいうと、今年は昨年の覇者マジックキャッスルにルメール騎手が騎乗するだけに、鬼門をこじ開けられるかどうかも注目です。

そのマジックキャッスルですが、昨年は秋華賞2着からの参戦で勢いがあったものの、今年は昨年の府中牝馬Sを大敗して以来の参戦となっており、上位人気が想定されていますが危険な人気馬になる可能性もあります。

昨年のローズS勝利、秋華賞3着からの参戦となるアンドヴァラナウトも上位人気が予想されていますが、中京コースも2戦してこれまで連を外しておらず、4か月ほどの長期休み明けも1戦1勝と内容もいいだけに、人気馬ではこちらのほうが分がありそうです。

穴馬で推奨したいのはディープインパクト産駒のソフトフルートで、リーディング上位に食い込みはするものの重賞では存在感が示し切れていない岩田望来騎手が騎乗予定となっています。

昨年のエリザベス女王杯では11番人気ながらも4着と健闘しており、展開次第の一面もありますが、中京コースは3戦3勝と抜群の相性を誇るだけに、牝馬限定のG3なら十分勝ち負けが狙えそうです。

過去3年のデータでは、勝ち馬3頭ともが前走で人気以上の内容を残しての出走となっており、11番人気4着と大幅に人気を上まわる内容で参戦するソフトフルートは、そこまで人気は上がってこないことが予想されるだけに穴馬として絶好の狙い目ではないでしょうか。