乗馬やホースセラピーの楽しめるサンクスホースデイズに学ぶ馬の無限の可能性

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突然ですがサンクスホースデイズというイベントをご存知でしょうか?シルバーウィーク最終日の9月23日、今年は金沢競馬場で開催されました。

昨年は名古屋競馬場で開催されており、地方競馬の活性化含め役立っているイベントでもあるのですが、本質は実はそこではありません。直訳すれば馬に感謝する日、となりますがまさにそんな企画です。

ウオッカでおなじみの角居調教師が中心となって行っている企画で、競馬・乗馬・障がい者乗馬・ホースセラピーなどなど、競馬場開催ではありますが、さまざまな角度から馬と触れ合うことができる企画になっています。

そしてこの中でもあまり知られていないのが障がい者乗馬ではないでしょうか。海外ではそこまでマイナーではないようですが、日本ではまだまだ認知度が低いようです。心や身体に障がいを持った方が乗馬を通して楽しみやリハビリ効果を得ることができるといった内容。

自閉症だった子供が馬を見ると満面の笑顔で遊んだり、その姿を見ているご両親が思わず涙をこぼすといった本当にすばらしいイベントです。ちなみに今年の金沢開催は角居調教師のご当地だったこともあり実現したもの。これまでは前述の名古屋競馬場、そしてハルウララなどでおなじみの高知競馬場などで開催されていました。今年はもう終わってしまいましたが、来年以降も継続して行われるであろう企画です。

競馬というと最近は便利になったもので、PATで馬券買っておしまい、という形で実際に馬を近くで見る機会が激減している印象もあります。
多忙ながらも馬券を購入したいという方のニーズに合致し、JRAの売上にもなるため制度としては間違いなく良いものなのですが、パドックでの息遣いや、サラブレッドが発する独特のオーラなどは、やはりスマホやテレビではわかりません。

現地に馬を見に行ってもせいぜい100円か200円の入場料です。ある意味動物園よりお得ともいえます。馬券でいくらの収支になるかまでは個人差があって分かりませんが、入場料だけでいえば破格といえます。たまには現地で馬に触れてみませんか?