【阪急杯2022予想】絶好調でオープン3走目のリレーションシップに重賞制覇への大チャンス到来!

今週の阪神競馬場のメインレースは、1400mの距離で行われる阪急杯です。春の短距離王決定戦高松宮杯との間隔がちょうど良い重賞ということで、本番へ直結しやすいレースです。実際、過去10年を見ても阪急杯で3着以内に入った馬から高松宮杯の勝馬が3頭、2着馬が3頭、3着馬が2頭と好走馬を多く輩出しており、重要度はかなり高いと言えます。

その重要な阪急杯に今年も14頭の馬が出走してましたが、その中で注目しているのは5歳牡馬のリレーションシップです。リレーションシップは3走前に3勝クラスの戎橋ステークスを快勝してオープン入り。今回がオープン3走目となります。

オープン緒戦がスワンステークスで7着、2戦目となる前走ニューイヤーステークスで8着と大敗はしてませんが、掲示板にも入れない結果に終わっています。しかし、その2戦も勝馬とは0.3秒差、0.6秒差と着順ほど負けていませんし、スワンステークスの勝馬がG1馬ダノンファンタジー、ニューイヤーステークスの勝馬が東京新聞杯で3着で今週中山競馬場で行われる中山記念にも出走する予定のカラテですから、ここ2走のレースレベルと考えると今回の出走馬達の走ってきたレースと比較しても決して遜色ないのです。

しかも今回の出走馬14頭の中で、前走で馬券圏内に走っている馬は4頭しかおらず、重賞勝ち馬も6頭しかいないメンバーですから、メンバーレベルも差はなさそうです。そういう意味では、リレーションシップにとって相手がくみしやすくなった今回は勝利への大チャンスだと言えます。

さらに、今回は追い切り内容も抜群。もともとウッドチップの調教ではかなり走る馬ですが、前走からの調教はさらに上向いており、2月3日にはラスト1ハロンを10.7秒と素晴らしい末脚を発揮。直近の調教では最初の1ハロンが14.6秒とここ3か月の調教を見てみても、15秒台を切ったことは一度もなかったのですが、今回は初めて15秒を切り、上り2ハロン23.5秒、ラスト1ハロン11.9秒と申し分ない調教時計を叩き出してきました。

ということで今年の阪急杯は、相手も軽くなって調子も絶好調で臨む、オープン3走目となるリレーションシップが重賞制覇の大チャンス到来と判断して応援したいと思います。