【京都新聞杯2017予想】プラチナムバレット、押し切れるか？

ダービーへの最終便とも言われている京都新聞杯。優先出走権が与えられるわけではないが、ダービーの出走を目指す馬が収得賞金の加算を狙って出走することが多いレースだ。

2勝馬なら2着で出走ラインは超えれそうだが、1勝馬は勝利が絶対条件になってくる。陣営によって条件は変わってくるが、是が非でも勝つくらいの勢いが無ければここは獲れない。

今年注目しているのは2勝馬のプラチナムバレットだ。姉に重賞3勝の実力馬、スマートレイアーがいる1本筋が通った血統背景を持つ。まだまだ力試しの段階ではあるが、距離もクラシックディスタンスまでは可能性のある血統だし、京都新聞杯の2200mも日本ダービーの2400mも期待が膨らむ。

プラチナムバレット以外には、京都の1800mを制して前走中山2200mの水仙賞（500万下）で2着に入着したサトノクロニクルや、2走前に京都2400mの梅花賞（500万下）を制し、前走阪神2000mの若葉S（OP）で3着に入着したインヴィクタなどが人気上位。

プラチナムバレットの先行して折り合って直線で抜け出す競馬に、サトノクロニクルやインヴィクタが差し届くかどうかというところが一つの見どころとなりそうだ。ただ、今週末の京都は土曜が雨予想となっているので当日の馬場は気がかりである。馬場が重くなるようなら2走前の未勝利戦で雨の重馬場京都を制したサトノリュウガあたりも面白そうだ。

ダービーの最後の出走馬が決まりそうなレースのわりにはレベルはそこまでだが、本気度の高い1勝馬にまだまだ気が抜けない2勝馬、上位も余裕はなさそうだ。現段階ではまだまだ馬券は組み立てられそうにないが、個人的にはこういうレースは予想のし甲斐があり面白い。何とかここを的中してここでダービー出走を叶えた馬はダービーまで見届けたいと思う。